日産が「和製スーパーカー」投稿! ゴールドアクセントが強烈!? わずか50台の限定発売… 「GT-R50」とは
GT-R50とは
日産グローバルモータースポーツの公式SNS「Nissan NISMO」は、2024年4月8日に特別な「R35 GT-R」の画像を投稿しました。
Nissan NISMOは以下のように投稿しています。
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「Throwback to the GT-R50, a celebration for 50 years of the GT-R(訳:GT-R50への回帰、GT-R50周年記念)」
このコメントに4枚のGT-R画像が添えられており、そのGT-Rには所々ゴールドのアクセントが付与されています。
このGT-Rは、2018年に日産とイタルデザインが世界初公開した「Nissan GT-R50 by Italdesign」(GT-R50)以下です。
これは両社が初めて共同開発したプロトタイプモデルとなり、「GT-R NISMO(2018年モデル)」をベースとした、GT-Rとイタルデザインそれぞれの50周年を記念するモデルです。
ボディサイズは、ベース車が全長4690mm×全幅1895mm×全高1370mmなのに対して、GT-R50は全長4784mm×全幅1992mm×全高1316mmです。
デザインはフロント幅いっぱいに広がる個性的なゴールドのインナーパネルを採用。
フロントフェンダーには特徴的なエアアウトレット「サムライブレード」を採用することでドア下部からショルダーラインまで配されたゴールドカラーのはめ込みがその存在を一層際立たせています。
またルーフラインはベース車より54mm低く、さらにルーフ中央部が低く外側が少し高いことで、筋肉質な印象を与えています。
リアは、ホイール周りの頑丈で力強いバンパーがワイドなトレッドを強く印象づけました。
リアウィンドウはベース車より長く、深くなる他、ゴールドの配色と相まって独立した塊感の印象を与えます。
またGT-Rの特徴である丸型テールライトは空洞を囲む細いリングのようなデザインを採用することで、浮いているかのようなデザインとなりました。
インテリアはセンターコンソール、インパネ、ドアパネルに2種類のカーボンファイバーを採用。シート素材には黒のアルカンターラと、同じく黒のイタリア製レザーを採用しています。
パワートレインは、3.8リッターV型6気筒エンジンは、最高出力720ps、最大トルク780 N・mを発生。
具体的な改良点は、GT3車両用の大容量・大口径のツインターボチャージャーと大型インタークーラーを採用。
さらにエンジン内部では、耐久性の高いクランクシャフト・ピストン・コネクティングロット・ベアリング、高流量ピストンオイルジェットと大容量燃料噴射装置を採用。
カムシャフト、イグニションシステム、吸排気システムも改良するなど、細部まで抜かりはありません。
なお2018年末には限定50台で価格は99万ユーロ(税抜き、オプション含まず)からと発表されました。
その後、各地での実車展示が行われ、2020年後半から2021年末に納車が始まりました。
現在では、日本の中古車市場でも数台が流通している様子が見受けられます。
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R35GT-Rは、2025年8月2025年モデルをもって生産終了となります。
次期型GT-Rについて日産は「検討している」と説明しており、今後もGT-Rの動向から目が離せません。