Apple(アップル)で最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook(ティム・クック)氏は、自身が所有する19万6410株のApple株式を売却しました。売却金額は3320万ドル(約50億円)だと報じられています。

↑Appleより

 

今回の取引はインサイダー取引法に従い、事前の取引計画に従ったものです。Cook氏は19万6410株の売却により、税引き後に1640万ドル(約25億円)の利益を得ています。これは業績に基づく株式報酬として、Cook氏が受け取ったものです。

 

19万6410株や約50億円という金額を聞くと膨大な数字のように思えますが、Cook氏の資産はこれにとどまりません。なんと売却後も、同氏はAppleの株式を330万株も所有しているのです。もしこれを売却すれば、数百億円という凄まじい金額になるはずです。

 

Cook氏は2011年から、AppleのCEOを務めています。なお2015年のFortuneの報道によれば、同氏は「全財産を手放す」計画を立てているとのこと。莫大なAppleの株式を含め、Cook氏の財産が今後どのように取り扱われるのかが注目されます。

 

Source: 米国証券取引委員会(PDF) via MacRumors