冨安(右端)らに熱く指示を送るアルテタ監督。(C)Getty Images

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 興味深い事実が明らかになった。

 データサイト『Opta』が4月1日、公式Xを更新。日本代表DF冨安健洋が所属し、熾烈なプレミアリーグ優勝争いを繰り広げるアーセナルのミケル・アルテタ監督を巡り、次のようなデータを紹介した。

「8.4% - ミケル・アルテタは今シーズン、(欧州)5大リーグのどの監督よりもテクニカルエリアの外で過ごす時間の割合が高い」

 42歳のスペイン人指揮官は、現役時代にアーセン・ヴェンゲル監督からクラブのDNAを叩き込まれ、ジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントを務めたマンチェスター・シティ時代に最先端の戦術を取得。また、熱血漢としても知られ、試合前には情熱的なトークで選手を鼓舞している。
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 師匠ペップと再会した3月31日のシティ戦(0−0)でも持ち味を存分に発揮。3割以下のボール支配率に留まり、押し込まれながらも、敵地で勝点を掴み、「我々は本当によく戦った」「スリル満点の試合だった。非常に厳しい相手だったが、私たちは守備面で傑出していた」と胸を張った。

 これからも、既存の型にも枠にもテクニカルエリアにも捉われない、新時代の名将として活躍に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部