御年91歳の現役ソフトボール選手!日本初の女子プロ野球チームに入団、子育てで引退も70年以上プレー
2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。
テレビ朝日の番組『しあわせのたね。』では、さまざまな課題に取り組み、暮らしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践する人たちを紹介している。
今回取り上げるのは、御年91歳ながら力強いプレーで地域の人たちに元気を与えている鈴木朝子さん(辻堂レインボーズ監督)。
鈴木さん:「これから私が所属するソフトボールチームの試合が始まります。私は監督ですが今日は選手として参加します。みんな、がんばろーねー!」
鈴木さんは、1949年に誕生した日本初の女子プロ野球チームに18歳で入団。子育てのため一時期は一線を退いたものの、これまで70年以上プレーを続けている。
鈴木さん:「(10人きょうだいの中でも)私は一番おてんばだったので、父親の勧めで女子プロ野球チームの選手募集に応募したのがきっかけです。結婚と子育てで一度は引退しましたが、夫が地元のソフトボールチームを立ち上げることになったタイミングで現役復帰しました」
毎朝1時間、夕方に1時間のウォーキングは日課だ。持ち前の俊足と強肩を生かしたプレーで、85歳の時にはシニアチームの日本代表として海外遠征にも参加した。
そんな鈴木さんを、19歳のチームメイト・山野邉直鈴さんは…。
山野邉さん:「91歳というお年で元気に活動する姿を見て自分もすごく元気をもらえます」
「楽しんでやっていれば長生きできます。とにかくくよくよしないこと」と語る鈴木さんが未来に叶えたい夢は?
鈴木さん:「体が動くうちはプレーを続けていきます。いつも仲間たちからは元気をもらっているし、私が楽しくチームに参加することで若い選手たちの目標になればいいなと思っています」
『しあわせのたね。』次回3月16日(土)放送では、百貨店業界初となるファッションのサブスクリプションサービスを立ち上げた人を紹介する。