40代以降になって、やせにくくなった。そう思ったら、これまでの習慣を少し変えてみましょう。自身も20kg以上のダイエットに成功し、ダイエットに関する著書も多数ある、カリスマダイエットコーチのEICOさんのもと、悩める読者がウエストマイナス9cmを実現! 1か月実践したことをご紹介します。

体重が減ってもやせない!目指せ下半身すっきり!

ダイエットが長続きせずリバウンドしてしまうことがお悩みのCさんは、身長165cm、2人の子育て中。

「在宅勤務で太ってしまい、ファスティングダイエットで1度はやせたもののリバウンド。また、ダイエットしてもおなかやお尻はやせなくて…」(Cさん)

・Cさんのデータ
年齢:44歳
体重:57.4kg
体脂肪率:28.4パーセント
下腹部:84cm
ヒップ:96cm

正しい歩き方を身につける!1か月で実践した4つの課題

目指せスッキリ下半身! 正しい歩き方を身に着けるためにCさんが実践した4つの課題をご紹介します。

●立ち方、歩き方のトレーニングをする

「Cさんの場合、体重を減らすことより、姿勢を改善するトレーニングが有効です。腹筋が使えていないために反り腰やO脚になり、下半身太りの原因に」(EICOさん)

左右の脚を1本のライン上に置いて真っすぐ立ち、片足のかかとにもう片足のつま先をつけてキープ。体の中心に力を入れないとフラつくので、正しい姿勢の練習になります。前後を入れ替えて行って。

●ランニングは減らして階段を使うようにする

ダイエットのために早朝ランニングを始めたというCさん。

「ちょっとがんばりすぎかも。通勤や仕事中に階段を使うなど、日常のなかでこまめに動くことを心がけて」(EICOさん)

●甘い飲み物は回数を減らす

リラックスのため、1日1杯程度カフェオレを飲むのはOK。

「ただ、カフェインの利尿作用で水分不足になりやすいので、水やノンカフェインのお茶を多めに飲んで」

●朝食はご飯にして腹もちをよくする

ダイエット中の朝食はご飯がおすすめ、とEICOさん。

「腹もちがよく、おかずも和食になるので自然と低カロリーに。野菜たっぷりのみそ汁を添えたらさらにGOOD」(EICOさん)

朝食はごはんと具だくさんスープ、卵、果物に。

「満足感が高いので、間食したいという欲求が起きませんでした」(Cさん)

1か月後、下腹部9cm減に!

おなかに力を入れて立つ練習や、座っているときにひざの間に紙を1枚はさむなど、姿勢をキープするトレーニングを続けたところ、なんと下腹が−9cm。

「これまでがんばってダイエットしてもやせなかった下半身が、まったく無理せずすっきりしてびっくりしました。ジーンズがゆるゆるになったので、新しいものを買いたいです」(Cさん)

反り腰改善! 下腹がすっきり! お尻がぺったんこに!「がんばり方の正解を知ることができてうれしいです」(Cさん)

・1か月後のCさんのデータ

体重:53.8kg
体脂肪率:26パーセント
下腹部:75cm
二の腕:93.5cm

→体重マイナス3.6kg、下腹部マイナス9cm達成!

「がんばりやさんなので、がんばりすぎないことを意識してアドバイスしました。ぜひこのまま続けて。やせたごほうびに新しい服を買うのも、モチベーション維持に効果的です」(EICOさん)

妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください

極端なダイエットは健康を損なう恐れがありますので注意が必要です