映画製作会社のライオンズゲートが、大人気漫画『NARUTO-ナルト-』の実写映画版の監督&脚本としてデスティン・ダニエル・クレットン氏と契約を結んだことを明らかにしました。クレットン監督はマーベル・シネマティック・ユニバースの『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の監督・脚本を手がけ、続編も担当することが決まっています。

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NARUTO -ナルト-』実写映画の監督&脚本がデスティン・ダニエル・クレットン氏に決定! | NARUTO OFFICIAL SITE(NARUTO -ナルト- & BORUTO -ボルト-オフィシャルサイト)

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NARUTO-ナルト-』は1999年から2014年にかけて週刊少年ジャンプに連載された、岸本斉史さんによる忍者バトル漫画。日本国内だけではなく海外でも大人気で、60を超える国と地域で合計2億5000万部以上が発行されています。

作品に携わる主要なスタッフからのコメントは以下の通りだとのこと。

監督・脚本 デスティン・ダニエル・クレットン氏:

東京で岸本先生にお会いし、先生が創造された世界の広大なビジョンについてお聞きすることができたのは、本当に光栄なことでした。私達は協力し合い、『NARUTO-ナルト-』を映画館に届けることに興奮しております

原作 岸本斉史氏:

デスティン監督就任の話を聞いたとき、彼の大作アクション映画をちょうど観ていた後だったので、『NARUTO-ナルト-』にピッタリの監督になるだろうと思いました。その後、彼の他作品を観賞して実直なヒューマンドラマを得意とする監督だと知ったとき、『NARUTO-ナルト-』の監督は彼以外にいないんじゃないかと確信をもつようになっていきました。さらに、実際監督にお会いし、私の意見を受け入れてくれる柔軟な姿勢の監督でもあったので、互いに協力し合って制作に取り組んでいけると強く思いました。つまり実写映画『NARUTO-ナルト-』は素晴らしいアクションと重厚なドラマになるに違いないということです。今から映画が楽しみで仕方ありません。

ライオンズゲート会長 アダム・フォーゲルソン氏:

この漫画の名作は世界中の何百万人ものファンに愛されており、デスティン監督が届けてくれた映画のビジョンは、その膨大なファン層だけでなく、初めてこの作品に触れる人々をも興奮させると信じています。以前も一緒に仕事をしたアヴィ、そして今回デスティン監督や制作チームと共に素晴らしい体制で本作をお届けできると確信しています。

アラド・プロダクション プロデューサー アヴィ・アラド氏&アリ・アラド氏:

NARUTO-ナルト-』は過去に執筆された漫画の中でも最高の作品のひとつで、世界中の人々の心と感情を魅了してきました。伝説的な岸本先生と尊敬している集英社のチームと協力する事は喜びであり、名誉な事です。デスティン監督が指揮を執り、ライオンズゲートの旗の下でこの大切な物語に命を吹き込んでくれる事に、私達はこの上なく心を躍らせています。

クレットン監督は2021年に公開された、マーベル・シネマティック・ユニバース第25作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でも監督・脚本を担当。さらに続編も手がけることになっています。

『シャン・チー』に登場するスーパーヒーロー、シャン・チーは伝説の腕輪テン・リングスの使い手ですが、それだけではなく、さまざまな武術を身につけた武道の達人でもあり、激しいアクションが見所の1つである『NARUTO-ナルト-』の映像化でも同じようなアクション要素を期待したいところです。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」11/12デジタル配信開始 - YouTube