Apple(アップル)の未発表OS「homeOS」に関する言及が見つかったと、MacRumorsが報じています。

↑SJ_PHOTOS / Shutterstock.comより

 

Appleは2021年6月、homeOSに言及した2つの求人情報を掲載しました。また同社は、ディスプレイを搭載したHomePodや、HomePodとiPadを合体させたスマートディスプレイ的な製品を開発しているとの報道も登場しています。

 

Appleは2018年にHomePodをリリースした際に、「iOS 11」の修正版を搭載していました。しかし2020年の「HomePod‌ Software 13.4」のリリースとともに、HomePodのプラットフォームは「tvOS」へと移行しています。Appleはスマートホームへの注力として、tvOSとHomePodのソフトウェアを統合し、homeOSとしてリブランディングする可能性があるのです。

 

Bloomberg(ブルームバーグ)によれば、AppleはGoogle(グーグル)のNest HubやAmazonのEcho Showに対抗する、新しいスマートディスプレイに取り組んでいるとのこと。これはiPadのようなデザインかつFaceTime通話用のカメラを搭載し、壁にとりつけることが想定されています。また、HomePodのようなスピーカーが搭載される可能性もあるようです。

 

開発者向けに配布された「tvOS 17.4」のベータ1では、HomePod向けのSharePlay機能が追加されました。これも、ディスプレイ付きのHomePodの存在を示唆しているといえそうです。tvOS 17.4は3月に公式リリースされる見込みですが、その場や6月の開発者会議ことWWDCにて、「homeOS」に関する何らかの発表があることを期待したいものです。

 

Source: MacRumors