キューバ代表としてWBCにも出場したジャリエル・ロドリゲス【写真:Getty Images】

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WBC後に“失踪”…来日せず自由契約となっていた

 元中日のジャリエル・ロドリゲス投手が17日(日本時間18日)ブルージェイズとの契約に合意したと、全米記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者らが伝えた。同記者によると、4年総額3200万ドル(約47億4100万円)。

 ロドリゲスは、2020年から中日でプレー。来日3年目の2022年には56登板で防御率1.15。39ホールドで最優秀中継ぎに輝いた。しかし、昨春のWBCにキューバ代表として出場後に来日せず、メジャーとの契約を目指して亡命したと報道されていた。昨年10月6日には中日から自由契約となった。

 ロメロ記者によると、ドミニカ共和国内で行われたトライアウトではメジャー30球団が視察。5年5000万ドル(約74億円800万円)から7000万ドル(約103億7000万円)規模のオファーを受ける可能性があると予想されていた。

 ロメロ記者がX(旧ツイッター)に公開したインタビュー動画では「MLBでプレーするというとても大きな夢があったし、それを実現させたかった」と明かし、中日ファンへのメッセージを問われると「私を応援してくれている日本、キューバ、世界中の全てのファンに対して常に心から感謝している。私が成功することを願ってくれているドラゴンズのファンの人たちに私の全てを捧げたい」と語っていた。(Full-Count編集部)