元DeNA監督のラミレス氏がカブス移籍の今永昇太に太鼓判!予想したメジャー1年目の成績とは?

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かつての恩師も今永の躍進に期待しているようだ(C)Getty Images

 DeNAからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた今永昇太はカブスへの入団が決まった。DeNAではエースとして活躍し、WBCでも好投を披露した左腕にMLBの複数球団が熱視線を送っていたが、鈴木誠也も所属するカブスへの入団で争奪戦は決着した。

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 現地報道によると最大5年8000万ドルの大型契約を結んだと見られ、球団からは先発投手として大きな期待をされていることが分かるが、ルーキーイヤーでどんな成績を残すことができるか。

 そんな今永のメジャーでの活躍に“恩師”が太鼓判を押している。現役時代にヤクルト、巨人、DeNAなどで活躍し、2016年〜20年にDeNAで監督を務めたアレックス・ラミレス氏が自身のYouTubeチャンネルを更新し、カブス入りが決定した今永について言及した。

 ラミレス氏は左腕について「イマナガはベイスターズを代表する投手になれた。僕が監督として接した投手の中でベストな投手だったと言うことができる」と自身が監督を務めている際にもチームのエースとして活躍した今永を高評価。今回の契約には「良い意味でメジャー契約には驚いている。素晴らしい契約をしたね」と教え子のメジャー契約を喜んだ。

 入団が決まったカブスについて同氏は「メジャー屈指のチームだ。昨年のメジャー全体の平均防御率が4.33に対して、カブスのチーム防御率は4.08でとても良かった。カブスは打線も良くメジャー全体の平均打率は.248だが、カブスのチーム打率は.254だった。ということはイマナガをサポートしてくれるだろう」と述べた。昨季はプレーオフ進出を逃したが、投打で平均以上を記録しているチーム成績を評価した。

 さらに、ラミレス氏は「イマナガはチームトップクラスの先発投手になり得るだろう」と指摘。「おそらく10勝以上は可能で、12勝はできると思っているよ。12勝9敗の数字であれば1年目としては非常に良い数字。防御率も3点台であれば、とても良い」とメジャー1年目の成績を予想した。

 恩師から太鼓判を押されたが、メジャー1年目の今永は期待以上の成績を残すことができるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【ラミちゃんねるの当該動画はこちら/https://www.youtube.com/watch?v=gb_WRM7p2N4】