カブスからFAとなっているマーカス・ストローマン【写真:Getty Images】

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ストローマンはヤンキースとの契約に前向きも…球団から拒否されたという

 カブスからFAとなっているマーカス・ストローマン投手が、ヤンキースとの契約に興味を示しながら、球団から“拒否”されたと、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が7日(日本時間8日)に伝えた。

 同記者は「ヤンキースに対して、契約を結ぶことに本気で興味があるとストローマンが伝えた。しかしながら、ヤンキースはオファーをすることを拒否した」と投稿。ヤンキースは争奪戦の末に山本由伸投手を獲得できず、資金は余っているとされるが、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によると、FA市場ではブレイク・スネルとジョーダン・モンゴメリーといった左腕の契約に集中しているとしている。

 32歳のストローマンはMLB通算77勝の右腕で、昨季10勝9敗、防御率は3.95だった。2019年途中から2021年までは、ヤンキースと同じニューヨークが本拠地のメッツでプレーした経験もある。昨春のWBCにはプエルトリコ代表として出場。身長170センチと小柄だが、多彩な変化球でゴロを量産、フィールディング能力も高い好投手だ。

 ただ、2019年のシーズン中にはストローマンのトレード獲得を見送ったヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMに“噛み付いた”ことも。同年のヤンキースの投手陣の成績と、自身の防御率を比較した画像を投稿し、話題となっていた。(Full-Count編集部)