「俺が暴ける弱点もありそうだ」井上尚弥の挑戦者候補アフマダリエフが対戦を熱望!「オファーがあれば、なるべく早く受ける」

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井上とアフマダリエフの試合が実現すれば面白い展開が期待できそうだ(C)TakamotoTOKUHARA、Getty Images

 現在、プロボクシング界で強烈な存在感を放つ世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)。昨年12月26日、東京・有明アリーナで前WBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)を撃破し、史上2人目の2階級4団体統一を成し遂げたが、そんな“モンスター”の元には、早くも次の対戦候補から挑戦状が届いている。

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 現地1月2日、米メディア『FightHype.com』が掲載した公式YouTubeの動画には、指名挑戦権を持つムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が登場。「もし彼(井上)が戦いたいと言い、俺たちに試合のオファーがあれば、なるべく早く受けるつもりだ。彼とリングに立つ準備はできている」と対戦意思を強調した。

 タパレス戦直後にも自身のX(旧ツイッター)を更新し、「素晴らしい戦いになるだろう!」と対決を熱望していたアフマダリエフ。今回の動画内では、「もちろんファイター、チャンピオンとして、俺がこの階級で最高だと感じている」「彼がこれまで直面したことのないような試練を与えられるはず」と語っており、自信満々のようだ。

 さらに、「目標はイノウエでなく、世界タイトル、特にWBA&IBFの世界タイトルだ」と力を込めていたウズベキスタンの29歳。「俺は、リング上で見られるイノウエの活躍を尊敬し、それに感服している。彼は階級を上げ、誰でもKOする」と称賛しながらも、「俺は彼がこれまで戦ってきた誰とも大きく違う」と主張した。

 また、井上の戦いぶりについてアフマダリエフは、「ビッグパンチャーで爆発力があり、とても優秀なのは間違いない。ただ、俺が暴ける弱点もありそうだ」と分析。現在、複数の米メディアでは、元WBC同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)との次戦が濃厚とされているが、はたして今後どのような動きが見られるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]