「航空機搭乗需要も戻ってきたと実感できるいま、UI/UX向上で多くのお客さまに喜ばれる場に」:日本航空株式会社 山名 敏雄 氏
2023年はAIの年だった、と言っても過言ではないだろう。この新しいテクノロジーの出現と急速な発展は、拡大と変化と混乱が相まって形作られている、デジタル領域を象徴するような存在にも感じられる。一方で、デジタルの未来は不透明だ。市場におけるすべてのプレイヤーが、先の見えないなかでいかに足場を固め、次のステップへと進めるのか模索を続けている。DIGIDAY[日本版]恒例の年末年始企画「IN/OUT 2024」では、 DIGIDAY[日本版]とゆかりの深いブランド・パブリッシャーのエグゼクティブや次世代リーダーに2023年を振り返ってもらい、2024年に向けてどのようなチャレンジを企図し、次なる成長を実現しようとしているのか伺った。日本航空株式会社にて、Web販売部・マネージャーを務める山名敏雄氏の回答は以下のとおりだ。Edited by DIGIDAY[日本版]編集部
――2023年に挙げたもっとも大きな成果はなんですか。
ようやく新型コロナも5類に移行となり、旅行や出張といった航空機搭乗需要もかなり戻ってきたと実感できる1年でした。特に国内はプライベートで旅行した際、どこもかなり人出があり海外からの観光客もかなり多くなってきていると感じております。そのような状況でみなさまによりリーズナブルにJALをご利用いただけるよう片道6600円からのプロモーション運賃の設定および、販売のための仕組みの構築を行い、ほぼ毎月タイムセールを実施、多くのお客さまにご利用いただけたこと大変うれしく思います。――2024年に向け見えてきた課題はなんですか。
航空券のみならずツアーに関しても同様に、多くのお客さまにご利用いただけるような魅力的な商品の企画・販売を検討する必要があると考えております。――2024年にチャレンジしたい取り組みを教えてください。
ツアー販売に関する様々な施策の実施やWebサイトのUI/UX向上など、多くのお客さまに喜ばれるサイトを目指して改善に取り組んでいきたいと思います。・年末年始企画「IN/OUT 2024」の記事一覧