中日から自由契約となったジャリエル・ロドリゲス【写真:荒川祐史】

写真拡大

2020年に中日入り…WBC出場後、メジャー移籍を目指し亡命

 中日から自由契約となったジャリエル・ロドリゲス投手が「近いうちに去就を決断する」と米スポーツ専門局「ESPN」のエンリケ・ロハス記者が29日(日本時間30日)に報じた。同記者によると、ドジャース・大谷翔平投手の争奪戦に敗れたブルージェイズが「リードしている」という。

 ロドリゲスは2020年に中日入り。3年目の2022年は56試合に登板して防御率1.15、39ホールドで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。今春のWBCにキューバ代表として出場後、メジャー契約を目指し、ドミニカ共和国に亡命していた。24日(同25日)には、ヤンキースなど4球団が獲得に名乗りを上げていると全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が報じていた。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のニック・ディーズ記者はアレク・マノア投手と先発5番手争いを予想。先発に苦戦した場合は「FAになったジョーダン・ヒックスの代わりとして、中継ぎ起用することも可能だ」と伝えている。(Full-Count編集部)