ロッテ佐々木の剛球を捕手の後ろから広報カメラが激撮【写真:球団提供】

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ロッテ公式YouTubeの今季再生回数第3位

 今季リーグ2位でシーズンを終えたプロ野球・ロッテ。吉井新監督のもとで戦った選手、首脳陣たちのグラウンド内外での出来事を、今年も球団公式YouTubeが伝えてきた。数々の名作も生んだ今季、再生回数上位5傑の思い出を球団広報室に聞いた。

 第3位となったのは、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選ばれた佐々木朗希投手が、石垣島キャンプでライブBPに登板した際の映像。

 捕手・松川の背後にカメラを置き、佐々木朗の剛速球と鋭いフォークをド迫力のアングルでとらえた。通常の試合中継では見られない貴重な映像。打者との対戦でその緊迫感も伝わってくる。

 再生82万回を記録した投稿には「こんな動画が無料で見られるなんて感動」「フォークが素晴らしい この球はみんな振るわ」「フォーク凄いな、本当にストレートに見える!」「球、速すぎて見えへん」などと驚きの声が上がっていた。

 佐々木はこの後、WBCで2試合に登板。米マイアミで行われた準決勝メキシコ戦では160キロを超える剛速球と鋭い変化球で、世界に衝撃を与えた。

 球団広報室にこの頃について尋ねると「選手同士で冗談を言い合うなど普段通りに過ごしながらも、マウンドに上がれば鬼気迫るものがありました。この後、WBCで世界一に貢献することになりますが、本人も初めての舞台へ胸高鳴る部分が大いにあったと思います。ちなみに、ファウルボールが飛んできても問題ないよう、ネット越しに撮影をしていますが、毎回なかなかの怖さがあります」と撮影の舞台裏も教えてくれた。

 広報室によると、球団広報カメラはYouTubeに今年190本を超える動画を投稿。12月26日時点で視聴数は合計2746万4907回、総再生時間は136万9702.6時間を記録し、多くの感動と楽しみをファンに届けた。

(THE ANSWER編集部)