ドジャース・大谷翔平(左)と山本由伸【写真:ロイター】

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山本は入団会見で「今日からは本当の意味で憧れるのをやめなくてはいけません」

 ドジャースと12年契約を結んだ山本由伸投手は27日(日本時間28日)、ドジャースタジアムで入団会見を行った。冒頭では同僚となる大谷翔平投手の“名言”を引用して意気込みを示したが、米メディアでも話題となっている。

「18」のユニホームに袖を通した山本は「今日からは本当の意味で憧れるのをやめなくてはいけません。憧れてもらえるよう頑張ります」と宣言。これは3月のWBCで決勝・米国戦前に大谷が侍ジャパンナインに語りかけた「憧れるのをやめましょう」からきているとみられる。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は、自身のX(旧ツイッター)で「ショウヘイの試合前のスピーチをそのまま繰り返している」と大谷の発言の影響力を指摘した。

 日本のファンからは「今年の日本でもっとも有名なスピーチを翻訳してくれて、ありがとうございます」「Robさん、由伸のこのフレーズが大谷のWBC決勝試合前スピーチの引用だという事に気づく」「すごい、すべて覚えていらっしゃる」「山本投手のこの会見の意図を示してくださった……感謝です」「大谷さんのあのスピーチからだよって紹介してくれてありがとう」と喜ぶ声が上がった。(Full-Count編集部)