市川中車、GACKTへの「サプライズ演出」告白 ルパン歌舞伎「ニセ次元」が...本人「全く気がつきませんでした」
歌手のGACKTさんが2023年12月21日に新作歌舞伎「流白浪燦星(ルパン三世)」を観劇したことをX(旧ツイッター)で報告。これを引用する形で、銭形警部役として出演している市川中車(香川照之)さんが、ニセ次元役の片岡千壽さんによるGACKTさんに向けた劇中の「サプライズ演出」を明かした。
「ほぼ似ておらず撃沈」
GACKTさんはXで、「歌舞伎という世界で『ルパン三世』を元にそれを表現する世界観と、若い人たちにも歌舞伎を知るきっかけを与えようとする努力に感服」と感動をつづり、観劇を報告した。
ルパン三世役を務める片岡愛之助さんとのツーショットも公開し、「あと、ボクの大好きな香川さんを生で見れたのも本当に嬉しかったぁ。早くまた、ドラマや映画で見れることを心から願ってます」と、中車さんへラブコールも送っていた。
中車さんはXでこのポストを引用し、「昨日はGACKTさんが観劇にいらっしゃるということで、一幕目に『ニセ次元』が出てくる場面、いつもは関西弁やら東北弁やら巧みにアドリブを操るニセ次元役の片岡千壽さんが、出番の直前に尾上松也さんから『今日はGACKTさんのモノマネで絶対やってくれ!』と懇願されたらしく」と告白した。
中車さんの投稿によると、千壽さんは「その日だけ奇妙にかしこまったセリフで『俺は次元じゃないんだ!』」とモノマネをしたそうだが、「ほぼ似ておらず撃沈w」したそう。「力を発揮する天才役者をもってしても、GACKT氏の真似は出来ない!ということがわかったのでありましたwww」と冗談交じりにつづっていた。
この投稿にGACKTさん自身も反応し、引用ポストで「あー、そうだったんですね。すみません、そんなことだったとは全く気がつきませんでした」と正直に告白。さらに「そういう役の演技なのかなと自然に見ておりました」「正直、今思い返しても、全く似ていませんでした。すみません」とつづっていた。
この一連の投稿にネット上からは、
「このやり取り、見ててほっこりする」「本人見てて気づかないって!見てみたかった」
という声が集まっていた。