1月スタート、反町隆史主演『グレイトギフト』に波瑠が参戦!凸凹ならぬ“凸凸コンビ”結成
主演・反町隆史×脚本・黒岩勉という、数々の話題作を世に送り出してきた2人がタッグを組む完全オリジナル作品『グレイトギフト』。
2024年1月18日(木)に禁断の幕を開ける、“完全犯罪の殺人”を可能にする未知の殺人球菌「ギフト」をめぐるサバイバル医療ミステリーに、人気女優・波瑠の参戦が決定した。
ひとたび「ギフト」が体内に侵入すると、まもなく患者は死亡。その後、球菌は完全消滅し、死因は急性心不全としか診断できなくなる。
そんな世にも恐ろしい球菌を発見したことで、うだつの上がらない大学病院の病理医・藤巻達臣(反町)の人生は激変。
院内で勃発する「ギフト」をめぐる熾烈な権力争い、さらに「ギフト」による謎の連続殺人――“殺人球菌をめぐる陰謀の渦”に飲み込まれ、図らずも権力の階段を駆け上がることになった藤巻を待ち受ける運命とは一体…。
そして、院内に球菌を持ち込み、連続殺人事件を招いた真犯人は、はたして誰なのか?
嫉妬、裏切り、復讐、殺意…黒い思惑が複雑に絡み合う、この危険な世界に参戦する波瑠は、主人公・藤巻と手を組む重要人物を演じ、物語を翻弄していく。
◆波瑠が新たな地平を切り拓く!
波瑠が演じるのは、藤巻も一目置くほど冷静沈着で優秀な検査技師・久留米穂希(くるめ・ほまれ)。
彼女は院内で発生した謎の不審死に疑問を持ち、その原因と思われる殺人球菌「ギフト」を発見した藤巻と共闘関係を結ぶことに。ともに想像を絶する巨大な闇に立ち向かっていくのだが…。
合理的すぎて、周囲とはかけ離れた感覚の言動も目出つ“変人”久留米。やがて球菌を院内に持ち込んだ真犯人を突き止めるべく、人とのコミュニケーションが苦手な変人でもある藤巻に接近するも、その真意は謎めいている。
そんな重要キャラクターを演じるにあたり、「久留米は掘り下げがいのある“朗らかな変人”(笑)。彼女は同じく変人要素を持つ藤巻さんと、凸凹ならぬ凸凸コンビとなっていくのですが、これが未知数だからこそ楽しみ!どんなコンビになったらおもしろいか、反町さんと相談しながら開拓していきたいです」と意気込む波瑠。
「反町さんは座長のお手本のような方。私もこれから1クール、安心して撮影に臨めそうです」と、朗らかな笑顔を浮かべる彼女が、丁寧に掘り下げながら演じていく久留米は、一体どんな顔を見せてくれるのか。
2024年1月4日(木)放送の「テレビ朝日開局65周年記念 松本清張 二夜連続ドラマスペシャル」の第二夜『ガラスの城』でも清張作品に初挑戦するなど、常に前進し続ける波瑠が『グレイトギフト』で切り拓く新たな地平に注目だ。
◆波瑠(久留米穂希・役)コメント(全文)
――本作は黒岩勉さんの脚本による完全オリジナル作品。脚本を読んだ感想を教えてください。
病院を舞台にした権力争いなど、男性軸で重厚感に満ちた骨太なドラマが展開されているなと思いました。
と同時に、女性はちょっと蚊帳の外だな、と。正直なところ、ちょっと悔しかったです(笑)。ですが、そんな個人的な感想を凌駕するほど、脚本が本当におもしろくて…!
私が演じる久留米が、女性の視聴者さんにも楽しんでいただけるような橋渡し的なポジションになれたらいいなと思いました。
――現時点で、久留米穂希をどんなふうに演じていこうと考えていらっしゃいますか?
久留米は掘り下げがいのある“朗らかな変人”(笑)。真面目ではあるけれど、ズレている。でも、陰鬱とはしていなくて…。クールとか冷たいといった印象はなく、キッパリと変な人で、“陽”の空気を感じました。
今はまだ手探り状態ではありますが、この先にいろいろ新発見がありそうなキャラクターですし、3カ月かけて久留米の本質にどこまで到達できるか楽しみです。
また、彼女は同じく変人要素を持つ藤巻さんと、凸凹ならぬ凸凸コンビとなっていくのですが、これが未知数だからこそ楽しみ! どんなコンビになったらおもしろいか、反町さんと相談しながら開拓していきたいです。
――反町隆史さんと実際にご共演されて、どのような印象を持たれましたか?
現時点でご一緒した場面は遺体を解剖するシーンのみなのですが、反町さんは座長のお手本のような方だなと思いました。
解剖シーンは手順も含め、やることが多いので、ついスタッフさんも慌ただしくなってしまうのですが、そんなときも「せっかちだよね。でも、悪いことじゃないよね」と、とても大人な対応で受け止めていらっしゃって…。全体を包み込むリーダー感に感銘を受けました。私もこれから1クール、安心して撮影に臨めそうです。
また、そんな頼もしい反町さんが、藤巻さんの頼りなさをどう表現されていくのかも、すごく楽しみになりました。
お話自体は球菌が原因で人が亡くなったり、陰謀が渦巻いていたり…重たく見える要素も多いのですが、その中で藤巻さんと久留米の“一生懸命だけど、ちょっとおかしなコンビ感”が、愛すべきものとして、視聴者の皆さんに届いたらいいなと思っています。
――最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
大まかな全体像を知っている私でさえも、いざ脚本を読むと展開の読めなさにハラハラして、海外ドラマみたいだなと思いました。
なんだか得体の知れない病院組織の非日常感と、殺人球菌がもたらす“とんでもない事態”の行方、個性的なキャラクターたちが織りなす人間模様、そして藤巻さんと久留米…変人同士の化学反応を楽しんでいただけたらなと思います。