直近の公式戦2試合でアシストをマークしている冨安。(C)Getty Images

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 プレミアリーグのアーセナルが、日本代表DF冨安健洋に新契約を準備しているようだ。英メディア『Football Insider』が伝えている。

 今季の冨安はシーズン序盤こそ途中出場が続いていたものの、出番を得た試合では安定したパフォーマンスを披露。10月にはクラブ月間MVPに選出されるなど活躍すると、その翌月からはレギュラーに定着。直近のRCランス戦(6−0)とウォルバーハンプトン戦(2−1)の2試合ではアシストもマークしている。

 記事によると、冨安の現在の契約は2025年6月までとなっているが、ドイツ王者バイエルンからの関心も報じられたこともあり、アーセナルは新たなオファーを準備しているという。
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 その条件には、「大幅な給料アップが見込まれている」ようで、「25歳の日本代表は週給5万5000ポンド(約1020万円)と報じられているが、これを引き上げることで活躍が報われると考えられている」と伝えている。

「冨安はミケル・アルテタ監督のもとで控えの役割が与えられているが、本人は北ロンドンに留まることを望んでおり、アーセナルでの将来を見据えている。

 スペイン人指揮官は、右サイドバック、左サイドバック、センターバックでプレーできる万能型ディフェンダーをチームの重要な要素と見ている」

 好調を維持する冨安のプレーに今後も注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部