日本航空(JAL)は、ボーイング767-300ER型機を改修した貨物専用機の運航を、2024年2月19日から開始する。

ドライバーの時間外労働の上限が規制される、いわゆる2024年問題を受け、国内航空輸送の役割拡大や、貨物郵便事業のさらなる成長を見込んで自社による貨物専用機の運航を決めた。3機を順次導入し、東アジアを中心とした国際線に投入する。 将来的には国内線でも運航することで機材の稼働率を高め、貨物積載率の最大化を図るほか、顧客ニーズに応じてチャーター便や臨時便も設定する。貨物専用機の導入は13年ぶり。

運航スケジュールは、東京/成田・名古屋/中部を拠点に、ソウル/仁川・上海/浦東・台北/桃園へ運航し、旅客便に接続させる。

ボーイング767-300ER型機には、上部貨物室に32トン(パレット24台)、下部貨物室に16トン(パレット3台とコンテナ9台)を積載できる。

■ダイヤ

JL6719 東京/成田(15:50)〜台北/桃園(18:55)/月・火・水・木・金

JL6718 台北/桃園(21:00)〜名古屋/中部(00:40+1)/月・火・水・木・金

JL6749 名古屋/中部(02:10)〜ソウル/仁川(04:25)/火・水・木・金・土

JL6750 ソウル/仁川(05:55)〜東京/成田(08:15)/火・水・木・金・土

JL6783 東京/成田(22:00)〜名古屋/中部(23:20)/月・火・水・木・金

JL6783 名古屋/中部(00:40)〜上海/浦東(02:40)/火・水・木・金・土

JL6784 上海/浦東(04:15)〜東京/成田(08:10)/火・水・木・金・土・日

JL6785 東京/成田(22:55)〜上海/浦東(01:40+1)/土