初めて口にする本音に「恥ずかしいー(照)」「気持ち悪いー(笑)」リル×キドフェノトーク
「ヴィクトリーグ!」(毎週土曜深夜2時15分)番組リニューアルを記念してのLIL LEAGUE&KID PHENOMENONシャッフルトークー。リル・岩城星那さん×キドフェノ・夫松健介さんの「リーダー対談」の【後編】!
【前編】では、初めての出会いの話を!
【動画】ネタばらし!リルがキドフェノのデビューをこっそり応援
初めて口にする本音に照れ照れ
――小学生の頃から切磋琢磨してきたお2人ですが、一足先に星那くんが夢をつかみLIL LEAGUEとしてデビューし、その後すぐに健介くんがKID PHENOMENONとしてデビューして夢を叶えました。お互いに対する感情は、これまでとは変わってきましたか?
健介「これ、大きく書いて欲しいです!(笑)」
星那「あはははは(爆笑)」
――星那くんが、健介くんには「見習う部分がたくさんある」とおっしゃいましたが、オーディション中も、みんなが健介くんに一目置いていましたよね。
星那「努力を努力だと思わないで、当たり前にやる人なんです」
健介「めっちゃ立てるやん。怖いわ(笑)」
星那「あはははは(爆笑)」
――パフォーマンス面でも見習うところが多いとのことですが、お互いアーティストとしてすごいと思うところは?
健介「こういう話になると、気持ち悪い感じになるかもしれないですが(笑)。星那は天性のアーティスト。生まれ持った立ち居振る舞いがアーティストだなと思いますね。プライドが高いし頑固なので、自分のスタイルを曲げない。良くも悪くもあることですが、星那の場合はそれがいい方にいっている。余裕というか、いい意味でのこなれ感がすごいなと思います。
オーディションの合宿中、パフォーマンス面について講師のMASAYAさんによく質問させていただいていたんですが、よく星那の話をしていました。僕は自分で意識してやらなきゃできない動きも、星那は天性でいけている、と。だから、星那のことめっちゃ見てました。あー、これも初めて言う(笑)」
星那「やだーもー気持ち悪いー(笑)」
健介「言ってて気持ち悪い(笑)。僕が練習しなきゃできないことを、『星那は天性で持っている』って、それ言われたら僕も負けてられない。だから、僕にスイッチが入るきっかけは星那だったことが多いかもしれないですね、オーディション中は…いやEXPGでも、今思えば全部、星那かも」
星那「マジ? うわ〜うれしい」
健介「いやや〜こんなこと言って恥ずかしい。これからしゃべりづらいわ(笑)」
星那「あはははは(爆笑)」
――密かに意識し合い、闘志に火をつけてお互い高め合ってきた2人が、今は“公式ライバル”のLIL LEAGUEとKID PHENOMENONのリーダーというものもアツいですね! リーダーとしての苦労や楽しさを、どんなところに感じていますか?
星那「リーダーとしてかどうかはわからないですが…最年長なので、今まではこういう取材やライブのMCで“僕が締めなきゃ”という気持ちがあったんですが、LIL LEAGUE初のホールツアーのMCで、僕が最初でたっちゃん(中村竜大)で締めるという今まであまりなかったことをやってみたことで、みんな成長してるなと感じました。
“リーダーだから、ちょっとは見本にならないと”みたいな気負いがあったんですが、最近はメンバーみんなが意見を言ってくれるし、それぞれ自分のスタイルや意志を持っているのが感じられて。いい意味でリーダーとしての緊張感がほどけていることが、幸せかもしれないですね」
――オーディション中、最初にリーダーになった時も、“ザ・リーダー”ではなく“みんなの意見のまとめ役”みたいになれたらとおっしゃっていましたよね。
星那「僕は“リーダー”というタイプでもないし、今まであまりリーダーをやったことがなくて。最近は、メンバーそれぞれの役割がはっきりしてきたから、ダンスの振り付けやラップは(岡尾)真虎や(山田)晃大に任せるね、とか全部ゆだねられるんですよ。だから、いい意味で“最近リーダーになってないな”というのが僕の幸せです」
――いつも元気爆発のKID PHENOMENONのリーダーは、また違った大変さがありそうですね。
健介「大変ですよ、うちは(笑)。僕は“リーダーとして引っ張らないといけない”と思っていた派なんですが、キドフェノはそうじゃないんですよね。陣さん(THE RAMPAGEのリーダー)はじめ先輩方から『メンバーが自由にやれている時がリーダーの手柄だと思った方がいい』と教えていただいて。だから、メンバーが生き生きしている時とか、自分がやらずにそれぞれに任せて伸び伸びしている時に、“リーダーできてるな”と思います」
――グループのカラーも、“リーダー”に対する考え方も違う2人ですが、メンバーの個性や魅力が輝く時が喜びというというのは一緒なんですね。
健介「そういうことですね。まあ、伸び伸びしすぎたところを、どう止められるかというのが僕の課題ではあるんですが(笑)。
負けず嫌い、頑固、プライドが高い、自分のスタイルを持ってる…というメンバーが多く、キャラクターが濃いのがキドフェノの特徴ですが、それが良くも悪くも…みたいな時があって。グループとして、みんなのキャラクターを殺さず、どこまで制御できるか、というのが僕の今の課題だと思っています。昨日パフォーマンスした時に、みんなが『今日カマせたかな?』と言っている中で、(佐藤)峻乃介が『踊り、遊べるようなってきた』と言ってて。ある程度のグループとしての枠組みの中で、一人一人が自分のスタイルを見つけていくのを見ると、僕は嬉しく感じます。
そんな中で、自分が一番成長を見せないといけないなと常々思っています。リーダーとして“上に立つ”のではなく“一番伸びている”のを見せたい。だから、その努力は惜しまないし、周りのメンバーより率先してやらないといけない、と。あと、あえて煽ることで周りに火をつけるという意味で、『ここ意識するようにしてるんだよね』とか口に出して言うようにしています。負けず嫌いだから火がついて努力するメンバーも多いので、いかに自分が成長して周りに火をつけられるかということを意識しています」
――では最後に、これからも切磋琢磨していくリル×キドフェノのリーダーとして、お互いにエールを!
星那「この先どうなっても、常に僕の見本であって欲しいです」
健介「僕が今後一度でも“星那に一生負けることはないな”と思わせないで欲しいです」
ボケたりツッコんだりしながらの小気味好い掛け合いに、笑いがたえなかった2人の対談。星那くんの笑い声が部屋中に響き渡っていました(笑)。これまで言ったことがなかった相手への思いを口にする恥ずかしさに照れまくる姿も新鮮! 小学生の頃から、お互いをリスペクトし、高め合ってきたからこその絆――同志として、ライバルとして、これからの2人の関係にも注目です!
次はどんな組み合わせが登場するのか…予想しながら、次回のシャッフルトークをお楽しみに!
(撮影:Marco Perboni/取材・文:国川恭子)
LIL LEAGUE、KID PHENOMENONが出演する「ヴィクトリーグ!」(毎週土曜深夜2時15分)放送中! 最新回は「ネットもテレ東」、「TVer」で期間限定無料配信、「U-NEXT」では、これまでの放送に加え、ここだけの特別編も配信中! YouTube「リルチューブ」も配信!
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【プロフィール】
LIL LEAGUE(リルリーグ)
LDH史上最大規模のオーディション「iCON Z〜Dreams For Children〜」で、応募総数4万8000人の中から勝ち抜きグランプリを獲得した6人組グループ。2023年1月11日、シングル「Hunter」でデビュー、7〜8月の初ホールツアー「LIL LEAGUE LIVE TOUR 2023 "LIL GATEWAY"」も大盛況。7月26日、2ndシングル「Higher / Monster」リリース。10月18日(水)より「HYPE UP」配信。
岩城星那(いわき・せな)
2004年10月21日生まれ(18歳)。大阪府出身。LIL LEAGUEのリーダー。
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KID PHENOMENON(キッドフェノメノン)
LDH史上最大規模のオーディション「iCON Z〜Dreams For Children〜」第二章で、ファンや視聴者の応援による審査でデビューを勝ち取った7人組。2023年8月23日、「Wheelie」でデビュー。TVアニメ『るろうに剣心 −明治剣客浪漫譚−』第二クールエンディング・テーマにもなっている2ndシングル「存在証明」は、11月29日(水)リリース。
夫松健介(それまつ・けんすけ)
2003年7月29日生まれ(20歳)。大阪府出身。KID PHENOMENONのリーダー。
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