AKB48 大西桃香が振り返る成長の5年「どん底ぐらいに落ち込んだこともあった」
9月20日に2nd写真集『桃の眺め方』(光文社)を発売したAKB48の大西桃香。2016年から開始した朝5時半からのSHOWROOM「毎日配信」をきっかけにファンから注目を集めた彼女が1st写真集から5年を経て挑んだ今作。大きな成長を遂げたというこの5年を振り返ってもらった。
(前後編の前編)
【写真】黒のワンピースを着用した大西桃香 撮り下ろし写真【5点】
大西 今回は5年前に出した1st写真集とはまったく違うものを作りたかったんです。なのでこうして完成品を見て、自分がイメージしていた世界観を写真集にできてすごくうれしいなと思いました。
大西 はい。1st写真集の頃はまだ雑誌の撮影をほとんどしてもらったことがなくて、それこそ生写真の撮影くらいしか経験がなかったんです。水着も全然着たことがなく、現場ではスタッフの方々にすべてお任せという感じだったので、ある意味すごくフレッシュな写真集だったと思っています。
そこから5年が経ち、この期間は自分にとってすごくいろいろあったので、5年間の成長を写真集に落とし込みたいと思って臨みました。2ndはアイドルの写真集というよりも、言わば“1人の人間の写真集”。前作からの変化もつけられたんじゃないかなと思います。
大西 1st写真集を出した5年前は、まだ奈良の実家から通いながら仕事をしていました。そこから5年の間で上京して1人暮らしを始め、事務所に入ってAKB48以外の仕事をしたり、それまでにはなかった経験をたくさんさせていただきました。
もちろん楽しい日々だったんですけど、1人になったからか思い悩んでしまうこともたくさんあって。それこそ自分の人生の中でもどん底ぐらいに落ち込んだこともあったんです。でもそんな経験を乗り越えて、自分の心がちょっと大人になったな、って。物事を客観視できるようにもなりました。
大西 そうですね、全部仕事のことです。特に大きかったのが「AKB48世界選抜総選挙」(2018年)の頃なんですけど、私は38位にランクインさせていただいて。私にとって初のランクインだし、たくさんメンバーがいる中での38位はとても高い順位だと感じました。でも同時に、「こんな素敵な順位をもらったのに、私はいったい何ができているんだろう?」と思っちゃったんですよね。
そこからは髪を短く切ったり、髪を染めたり、ピアスを開けたり……。でもファンの皆さんはそんな私に対して「そういうももちゃんも大好きだよ」って全部受け入れてくれたんです。温かいファンの皆さんに見守られて、立ち直ることができました。
大西 はい、言っていただきます。いろんな面で褒めてもらえる機会が多いですね。歌やダンスもそうだし、あと「しゃべりが上手いね」「イベントでのMCが上手だね」というのはファンの方だけでなくスタッフさんからも言ってもらえるようになりました。さらに、お芝居や演技をするようになってからは「歌っている時の表情がいいね」と褒められることも増えました!
大西 西伊豆には初めて行ったんですけど、すごく楽しかったです! 泊まった旅館が私好みの旅館だったんですよ。そもそも普段の仕事だとどうしてもビジネスホテルに泊まることが多いから、旅館に泊まること自体が久しぶりで。晩ご飯は海鮮がいっぱいだったし、お風呂も広い大浴場があって、あとアイスが食べ放題!
大西 完全に旅行気分でした! 前日から「明日は旅行だ〜!」ってわくわくしてましたから(笑)。今回の写真集は3月と5月に撮影をしたんですけど、西伊豆は5月で、この時にはすでに撮影チームの仲も深まっていました。
皆さん優しい方ばかりだし、特にカメラマンのカノウリョウマさんが本当に面白い方なんですよ。ずっとジョークを言って、ずっとスベってた(笑)。まるで家族旅行をしているような感覚で、その空間にいること自体がもう楽しかったです。そして、いい意味で気が抜けているというか、心が軽い状態で撮影に臨めたのも良かったなと思います。
【後編はこちら】AKB48大西桃香 2nd写真集は理想通り「お風呂が大好きで、3つのお風呂に入りました」
(前後編の前編)
【写真】黒のワンピースを着用した大西桃香 撮り下ろし写真【5点】
──2nd写真集『桃の眺め方』の発売、おめでとうございます。まず、仕上がりをご覧になってどんな気持ちになりましたか?
──5年前と比べてみて、ご自分でも変化を感じますか?
大西 はい。1st写真集の頃はまだ雑誌の撮影をほとんどしてもらったことがなくて、それこそ生写真の撮影くらいしか経験がなかったんです。水着も全然着たことがなく、現場ではスタッフの方々にすべてお任せという感じだったので、ある意味すごくフレッシュな写真集だったと思っています。
そこから5年が経ち、この期間は自分にとってすごくいろいろあったので、5年間の成長を写真集に落とし込みたいと思って臨みました。2ndはアイドルの写真集というよりも、言わば“1人の人間の写真集”。前作からの変化もつけられたんじゃないかなと思います。
──よければその「いろいろあった5年間での成長」という部分を詳しく聞かせていただけますか?
大西 1st写真集を出した5年前は、まだ奈良の実家から通いながら仕事をしていました。そこから5年の間で上京して1人暮らしを始め、事務所に入ってAKB48以外の仕事をしたり、それまでにはなかった経験をたくさんさせていただきました。
もちろん楽しい日々だったんですけど、1人になったからか思い悩んでしまうこともたくさんあって。それこそ自分の人生の中でもどん底ぐらいに落ち込んだこともあったんです。でもそんな経験を乗り越えて、自分の心がちょっと大人になったな、って。物事を客観視できるようにもなりました。
──その悩みというのはお仕事に関することでしょうか?
大西 そうですね、全部仕事のことです。特に大きかったのが「AKB48世界選抜総選挙」(2018年)の頃なんですけど、私は38位にランクインさせていただいて。私にとって初のランクインだし、たくさんメンバーがいる中での38位はとても高い順位だと感じました。でも同時に、「こんな素敵な順位をもらったのに、私はいったい何ができているんだろう?」と思っちゃったんですよね。
そこからは髪を短く切ったり、髪を染めたり、ピアスを開けたり……。でもファンの皆さんはそんな私に対して「そういうももちゃんも大好きだよ」って全部受け入れてくれたんです。温かいファンの皆さんに見守られて、立ち直ることができました。
──大西さんは2014年にAKB48チーム8に加入。昔から見守ってくれているファンからも「成長したね」と言われたりするのでは?
大西 はい、言っていただきます。いろんな面で褒めてもらえる機会が多いですね。歌やダンスもそうだし、あと「しゃべりが上手いね」「イベントでのMCが上手だね」というのはファンの方だけでなくスタッフさんからも言ってもらえるようになりました。さらに、お芝居や演技をするようになってからは「歌っている時の表情がいいね」と褒められることも増えました!
──さて写真集の話に戻りますが、撮影は東京と西伊豆で行なったんですよね。いかがでしたか?
大西 西伊豆には初めて行ったんですけど、すごく楽しかったです! 泊まった旅館が私好みの旅館だったんですよ。そもそも普段の仕事だとどうしてもビジネスホテルに泊まることが多いから、旅館に泊まること自体が久しぶりで。晩ご飯は海鮮がいっぱいだったし、お風呂も広い大浴場があって、あとアイスが食べ放題!
──まるで旅行のような感覚を味わったわけですね。
大西 完全に旅行気分でした! 前日から「明日は旅行だ〜!」ってわくわくしてましたから(笑)。今回の写真集は3月と5月に撮影をしたんですけど、西伊豆は5月で、この時にはすでに撮影チームの仲も深まっていました。
皆さん優しい方ばかりだし、特にカメラマンのカノウリョウマさんが本当に面白い方なんですよ。ずっとジョークを言って、ずっとスベってた(笑)。まるで家族旅行をしているような感覚で、その空間にいること自体がもう楽しかったです。そして、いい意味で気が抜けているというか、心が軽い状態で撮影に臨めたのも良かったなと思います。
【後編はこちら】AKB48大西桃香 2nd写真集は理想通り「お風呂が大好きで、3つのお風呂に入りました」