CBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、中京圏のプロスポーツを応援しています。9月23日放送分では、男子バスケットボールBリーグB1のファイティングイーグルス名古屋に新たに加入した背番号6番・根來新之助選手へ若狭敬一アナウンサーがインタビューしました。

プロフィール

根來選手は大阪府出身の36歳で、身長195センチ。

大阪府立岸和田高等学校から天理大学に進学。
2010年にパナソニックに入社後、和歌山トライアンズ、兵庫ストークス(現在の神戸ストークス)、大阪エヴェッサ、シーホース三河、三遠ネオフェニックスと渡り歩き、今シーズンからファイティングイーグルス名古屋に移籍しました。 

好きな食べ物は焼肉、アイス、フルーツ大福。嫌いな食べ物は冬瓜だそうです。 

チームの雰囲気は?

今シーズン移籍したファイティングイーグルス名古屋、チーム内の雰囲気はどうでしょう?

根來選手「CSに向けて頑張るぞっていう意気込みがすごく伝わりました。その中で一緒に頑張りたいという気持ちです」 

Bリーグ、B1は24チームあり、その24チームが8チームずつ、東地区・中地区・西地区の3つの地区に分かれてレギュラーシーズンを戦います。
レギュラーシーズンは9月から翌年5月までの8か月で60試合行われます。 

レギュラーシーズン終了後、勝率の高い上位8チームがB.LEAGUE CHAMPIONSHIP(CS)に出場できます。
ここからのポストシーズンはトーナメント形式で優勝を争います。 

昨シーズン、B1に上がったばかりのファイティングイーグルス名古屋。根來選手からみると、「これから来そうな若手選手」を起用していて、勝利への意気込みが伝わってくるそうです。 

バスケIQの高い選手

何チームも渡り歩いている根來選手は、若い頃移籍するたびに「絶対に活躍してやるぞ」という思いでがむしゃらにやっていたそうです。
しかし最近は「若手に負けたくない」という意気込みはありながら、チーム全体の強化、選手育成へも目が向いているそうです。 

川辺ヘッドコーチからはこんな言葉が寄せられていました。

「バスケIQが高いベテラン。コートの中でも外でも期待しています。コミュニケーション能力の高い選手です」 

「いやいやいやいや、全然なんですけどね。謙遜します」と笑う根來選手。

こんな先輩を目指す

チーム最年長ながら、とにかく明るい根來選手。若い選手とはコート外で仲良くしているそうです。
どんな先輩、後輩の関係を目指すのかを聞いてみました。 

根來選手「今までの選手経歴で、上からガッていう先輩方もいたんですが、そうしたら下は委縮すると思います。僕の中ですごい尊敬できる先輩方がいたんで、背中を見せるタイプでした」 

その先輩は黙々と自分のルーティーンをこなしていくんだそうです。悩んでいる後輩にはアドバイスをくれる人だったんだとか。 

根來選手「そういう姿を重ねてるじゃないですけど、自分もそうなれたらなと思って行動しているつもりです」 

最年長で最大エナジー

いよいよ2023〜2024シーズンが始まります。根來選手、個人としての目標は? 

根來選手「僕は36歳になるんですけど、チームで一番エナジーを持ってプレーしたいと思ってますし、若手に負けないように頑張っていきたいと思います」 

チームとしての目標は、もちろんCS進出だそうです。 

根來選手「僕が来た限りはCSには絶対連れていきたいという思いもありますし、自分自身も選手としての価値を上げるにはCSに出るのが一番大事だと思っているので、選手一丸となって達成できたらと思っています」

最後にファンへのメッセージです。 

根來選手「今年のファイティングイーグルス名古屋は去年と一味違うと思うので、是非会場に来て、一緒に戦ってください。よろしくお願いします」 
(尾関) 
 

若狭敬一のスポ音
2023年09月23日13時12分〜抜粋(Radikoタイムフリー)