プレミアリーグは15日、8月度の月間最優秀ゴール賞を発表し、ブライトンの日本代表MF三笘薫が8月19日の第2節ウォルバーハンプトン戦(○4-1)で決めたゴールが選ばれた。

 三笘は同試合の前半15分、左サイドでボールを持つと、高速ドリブルで次々と相手を振り切りながらペナルティエリア内へ。そのままGKとの1対1から右足で流し込み、独力でゴールをこじ開けてみせた。

 日本人として初受賞を果たした三笘はプレミアリーグのインタビューで次のように語っている。

「なかなかこういう賞はいただけないので、本当に光栄に思いますし、チーム、チームメイトにも感謝ですし、自分自身、やってきたことが少しずつ実ったゴールかなと思います」

「1人目を抜いた後にすごく広大なスペースがあったのでゴールに向かって、そのあとはもうスピードが上がった状態だったので、相手も抜きやすくて、味方のサポートも素晴らしいものがあったので、落ち着いて決めることができて良かったなと思います」

「このようなゴールは取ったことがないですし、2、3人抜いてゴールというのはなかなかないことなので、こういうゴールをこれからもたくさん出していきたいなと思います」

 三笘は専門家委員会と一般投票により、アーセナルFWブカヨ・サカ、チェルシーFWラヒーム・スターリングなど他の候補者7名を上回って受賞。プレミアリーグは「驚異的な独走ゴール」と称えている。