9月8日の会見でコンディションは良好と語っていた柴崎。チームを準決勝に導けるか。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 9月1日に加入合意が発表され、同4日からチームに合流している柴崎岳が、約6年半ぶりにカシマスタジアムのピッチ登場した。

 鹿島アントラーズは9月10日、ルヴァンカップ準々決勝の第2戦で、名古屋グランパスとホームで対戦。4−4−2の布陣でスタートし、GKに早川友基、4バックは右から安西幸輝、植田直通、関川郁万、溝口修平。中盤は右から、樋口雄太、佐野海舟、ディエゴ・ピトゥカ、仲間隼斗。2トップは松村優太と鈴木優磨という顔ぶれとなった。

 試合は、開始3分に名古屋の中島大嘉に得点を許し、鹿島は1点ビハインドで後半を迎えた。

 岩政大樹監督がハーフタイムにメンバーチェンジ。左SBの溝口修平に代えて、柴崎を投入。
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 ボランチで先発していた佐野海舟が右SBへ、右SBの安西幸輝が左へそれぞれポジションチェンジし、背番号20がボランチに入った。

 すると、51分に柴崎のパスから仲間がゴールを決め、鹿島が同点に追いつく。2戦合計2−2とする。

 柴崎は、8日の加入会見で「鹿島アントラーズに勝利をもたらしに帰ってきた。日々その気持ちを強くして、練習している」と語るように、チームを勝利に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部