「歯切れ悪すぎ」櫻井翔、性加害は「噂で聞いたことはある」曖昧発言に厳しい視線…キャスター降板説も再燃
9月7日、嵐・櫻井翔が『news zero』(日本テレビ系)にVTR出演し、同日おこなわれたジャニーズ性加害問題に対する事務所側の会見に、思いを語った。
月曜キャスターとして長年同番組に出演してきた櫻井だが、事務所の会見をうけ、急遽VTRで出演することに。同じくキャスターを務める有働由美子にインタビューされる形で、話が進んでいった。
会見では、冒頭で藤島ジュリー景子社長が、創業者であるジャニー喜多川氏の性加害は事実であると認め、謝罪した。ジュリー社長は代表の立場を引責辞任し、新しい社長は東山紀之になると発表。東山は、年内でタレント業を引退するとして、「人生をもって、命をかけてこの問題に取り組んでいく」と語った。
VTRでは、いつになく固い表情で登場した櫻井。会見をうけ「大きな緊張をもって、会見を頭から見ていました。最後まで見ていて、生まれ変わっていくという決意を感じました。加害を認めたという点で、被害者の方と向き合っていく、これがスタートになるんだという覚悟も同時に感じています」と話している。
性加害があったかどうか、という話が出ると、「実態は把握しきれていないというのが、正直なところ。ただ、お二方(東山・井ノ原)とも口にしていましたけど、噂として耳にしたことはありました。ただ、当時は自分も子供でしたし、正直、半信半疑。『そんなことあるのかな』という印象を抱いていた」と説明した。
「櫻井さんは、5月にジュリー社長が謝罪動画を出した際、1カ月ほどコメントを出さなかったことが物議を醸しました。事務所所属のタレントであると同時にキャスター、というむずかしい立場だったとはいえ、『自分の口で話してほしい』という声が多く、“キャスター失格” といった批判もありました。そうした流れもあり、今回は会見当日にVTR出演という、迅速な対応を見せたのでしょう」(芸能記者)
とはいえ、語った内容は、「噂では聞いていた」という曖昧なものにとどまった。言葉を慎重に選び、歯切れの悪い様子を「保身」と感じた人も少なくなかったようだ。SNSでは厳しい反応が続出しており、“キャスター降板説” も再燃しつつある。
《ZERO櫻井さん、歯切れの悪さが尋常じゃないし、伝わってくるのは言質をとられたくないという必死の保身のみ…そもそもキャスターの器ではなかったな、ということが伝わってきてがっかりだった》
《歯切れの悪い内容にしか感じなかったな。やっぱ報道が出たときの初期対応がまずかったよね。明らかに被害者側のフォローのないコメントをしてたからね。これではもうキャスターは厳しいと思った》
《櫻井くんのコメント、政治家みたいで最悪だな。自分が知っていたかに対する答えはYESかNO、または◯◯についてはYESが正解で、全部知ることはできないとか他の同期に聞いたら全く知らなかったって人もいたしとかはただの逃げ》
「自分自身は、ここジャニーズ事務所で自分のできることを精一杯尽くしていきたいと、あらためて強く感じています」とも語った櫻井。長年かけて築き上げてきたキャスターとしての信頼度は、危険信号を見せている――。