パリ五輪への切符を手にし歓喜する日本代表【写真:Getty Images】

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現役Bリーガーの篠山竜青が井上雄彦氏への感謝呼びかけ

 バスケットボールの男子日本代表は2日、ワールドカップ(W杯)でアジア1位の座を確定させ、48年ぶりに自力での五輪出場を決めた。日本中が歓喜に沸く中、元日本代表の現役Bリーガーが自身のX(旧ツイッター)を更新。長年日本のバスケ界を盛り上げてきた功労者に対するお礼を促した。呼びかけに応じたファンからは「バスケを好きにさせてくれて、ありがとう」「先生、バスケ大好きです。今度はウソじゃないです」「国民栄誉賞だと思います」などと感謝の声が殺到している。

 日本バスケ界が長年夢みた景色だった。2日に沖縄アリーナで行われた順位決定リーグ(L)でカーボベルデに80-71で勝利し、通算3勝とした日本。今大会アジア1位を確定させ、悲願のパリ五輪出場権を獲得した。開催国枠ではなく、自力でのオリンピック出場は1976年モントリオール大会以来、実に48年ぶりの快挙。ここで改めて功績に注目が集まったのが、バスケ漫画の不朽の名作「スラムダンク」の作者・井上雄彦氏だ。

 試合終了直後には打ち上げ花火の映像を自身のXに投稿してアカツキジャパンの勝利を祝福した井上氏。この投稿に川崎ブレイブサンダースで活躍する元日本代表の篠山竜青が反応。「とりあえず一回改めてこの方にお礼言いませんか? 気をつけ、礼 先生、ありがとうございます」と呼びかけた。

 ファンも続々とこれに応じ、感謝のコメントが殺到した。

「先生、本当にありがとうございます」
スラムダンクがあったからバスケの楽しさを知りました」
「バスケを好きにさせてくれて、ありがとう」
「先生、バスケ大好きです。今度はウソじゃないです」
「国民栄誉賞だと思います」
「ありがとうございます 心の底から」
「現代日本バスケの父! 本当に人生変えてもらいました」
「井上先生のおかげでバスケに出会えました」
「井上先生ありがとうございます! あとんす」

 今大会で日本代表のキャプテンを務めた千葉ジェッツの富樫勇樹も試合の翌朝、井上氏とのツーショット写真を自身のXに投稿。「井上先生もずーっっと応援ありがとうございました」と謝意を綴った。多くの影響を与えた名作漫画の生みの親に、選手からもファンからも温かい言葉が寄せられた。

(THE ANSWER編集部)