WBCに出場した大谷翔平【写真:Getty Images】

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今年3月のWBC決勝の最終決戦がカードに

 今年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。日本が3大会ぶりに王座を奪還した大会は、決勝の最終局面で日本の大谷翔平投手が、エンゼルスの同僚で米国のキャプテン、マイク・トラウト外野手を三振に斬り、大団円を迎えた。そんなシーンをとらえた“激レア”カードが話題になっている。トラウトが自身のインスタグラムで画像を公開すると、米ファンから「このカードは6兆ドルの価値があるぞ」「アメージングだ」といった反響が寄せられている。

 究極のお宝グッズだ。WBC決勝の9回、バックネット側から撮られたシーン。大谷が投げ、トラウトがスイングする瞬間をとらえた1枚がカードになった。そこには大谷とトラウトがそれぞれサイン。大谷が書いたと見られる「日本!」の文字と、トラウトが書いたと見られる「USA!」の文字もうかがえる。カードにはそれぞれ「1/3」「2/3」「3/3」と“シリアルナンバー”も振られているが、3枚目のトラウトのところだけ「Captain America」の文字になっている。

 トラウトは自身のインスタグラムに「我々が忘れることのないトラウタニの“シグニチャー”な瞬間」とつづって写真を公開。「代表的」と「サイン」の2つの意味を掛けた「シグニチャー」という粋な言葉を使っている。米ファンもこの投稿に興奮気味に反応した。

「トラウトは不満そうだ」
「イッペイがサインしていたらその価値を想像してみて」
「アメージングだ!」
「ベースボールカード界の三位一体だ」
「プライスレスなコレクションだ」
「カジュアルに3万ドル(約431万円)と写真撮ってる」
「このカードは6兆ドル(約863兆円)の価値があるぞ」

 3枚のカードを大谷とトラウト、さらにエンゼルスの水原一平通訳が手に持って撮影された写真も公開されているが、微笑む大谷と水原通訳とは対照的に、トラウトの表情がやや硬いことを見逃さなかったファンも多かったようだ。

(THE ANSWER編集部)