なでしこ守護神!「WEリーグ初代MVP」山下杏也加が着用するスパイクは、NIKEのこれ
女子ワールドカップ、なでしこジャパンが3-1の快勝を収めたラウンド16のノルウェー戦。
終了間際にこの日一番のビッグセーブを決め、勝利を大きく手繰り寄せたのが、守護神の山下杏也加だ。
日本のゴールには初代 #WEリーグ MVPの守護神 #山下杏也加 が立ちはだかる🥅❗️#BeyondGreatness | #FIFAWWC
— FIFAワールドカップ 🏆 (@FIFAWorldCup_JP) August 5, 2023
山下は1995年9月29日生まれの27歳。村田女子高校(※現在の広尾学園小石川高校)から2014年に日テレ・ベレーザへ加入すると、2年目には早くもリーグのベストイレブンに選出された。
2021年、WEリーグ開幕を前にINAC神戸レオネッサへ移籍すると、初年度からリーグ制覇に大きく貢献。チームとして20試合で9失点という驚異的な守備力を発揮したこともあり、記念すべきWEリーグの初代MVPに輝いている。
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2021-22 WEリーグアウォーズ
MVP🏆#INAC神戸レオネッサ 🔴#山下杏也加 選手
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山下選手
おめでとうございます🎉@inac_kobe2001 @ananan6161 #WEリーグアウォーズ
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— WEリーグ|日本女子プロサッカーリーグ (@WE_League_JP) June 7, 2022
日本女子サッカーのトップリーグにおいてGKがMVPを受賞したのは初めてのこと。170cmの体格に鋭いシュートストップ、左足の正確なキックを持つ現代的なGKは、文字通り日本サッカー史に名前を刻んだ。
山下杏也加は走ることが苦手だった。
けれど、ある発想の転換で新たな道を切り拓き、自分だけの勝利をつかんだ。できないことがあってもいい。苦手も得意もみんな違うから、スポーツは面白いのだと彼女は知っている。@ananan6161#NikeFC #NikeFootball #JustDoIt #ナイキ pic.twitter.com/sFxr3jxldB
— Nike Japan (@nikejapan) July 22, 2023
走ることが苦手だったという山下杏也加。高校1年でFWからGKへ転向し、高校2年の時にはJFAによる次世代のなでしこGK育成プロジェクト「スーパー少女プロジェクト」に参加していた。
そんな山下が、自身2度目のワールドカップにおいて、ここまで4試合でわずか1失点と素晴らしい活躍を見せている。
彼女が今大会履いているスパイクは、Nikeの『ズーム マーキュリアル ヴェイパー 15 エリート』だ。
Nikeのスピード系モデルとして知られる「マーキュリアル」。GKで履く選手は男子を含めそれほど多くないが、山下は2021年頃からこちらを選んでいる。
ちなみにそれより前は同じNikeの『ファントム ビジョン』を履いていた。
GKは絶対に足を滑らせてはいけないポジションだけに、足裏は取替式スタッドもあるSGソールが基本。「マーキュリアル」のSGソールはブレードスタッドとの組み合わせで、どの方向にもトラクションが効くようになっている。
日本の次の相手は、大会屈指の“高さ”を誇るスウェーデン。特にセットプレーはキッカーも含め強力であり、山下ら守備陣にかかる負担はノルウェー戦以上に大きそうだ。
頑張ります😤😤😤😤 https://t.co/izjEY3Tr6Q
— 山下 杏也加/Ayaka Yamashita (@ananan6161) August 6, 2023
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残念ながら今大会の出場はならなかった岩渕真奈からのエールに「頑張ります」と、力強く反応した山下。11日のスウェーデン戦でもそのプレーに注目したい。