今年秋に登場とみられる「iPhone 15 Pro」モデルは、ディスプレイの製造が不調のため、発売直後は深刻な品不足になるとの報道もありました。が、それを打ち消す「iPhone 15 Proの画面パネルは生産順調」とのレポートが報じられています。

↑品薄は回避できそう

 

ディスプレイ関連サプライチェーン専門調査会社DSCCの報告書によると、iPhone 15 Pro向けパネルの生産量は、iPhone 14 Proよりも多いとのことです。これはDSCCが6月に公表した「iPhone 15 Pro向け画面パネル受注の滑り出しは好調」との予想を受けており、生産が順調であると確信を深めているようです。

 

先日のThe Information報道は、LGディスプレイが極細ベゼル用パネルを製造するために苦労していると述べていました。

 

が、DSCCは一時は問題があったことを認めつつも、現在では解消したと反論しています。すなわち「一部の記事で、LGディスプレイはiPhone 15 Proモデルのベゼルを狭くするために技術的な問題を抱えていると報じていますが、我々のサプライチェーン情報源は、LGがそれらの問題を解決したと指摘しています」とのことです。

 

iPhone 15 Proモデルを何としてでも手に入れたい人にとっては、間違いなく朗報でしょう。それぞれのメディア毎に情報源に時差があると思われますが、DSCCはディスプレイを専門としており、その代表的なアナリストRoss Young氏はアップル未発表製品の画面仕様を的中させてきた実績もあり、最も信ぴょう性が高いと思われます。

 

Source:9to5Mac