(写真・REX/アフロ)

 元TBSアナウンサーの国山ハセンが、7月17日放送のバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演し、“古巣”についての思いを吐露した。

「2022年末にTBSを退社した国山さんは、在籍時には『Nスタ』『グッとラック!』『王様のブランチ』『news23』などの人気番組を担当していました。退社後は、タレント活動のほかに、ビジネス映像メディア『PIVOT株式会社』の契約社員として、ビジネス系動画コンテンツのプロデューサーを務めています。

 退社当初は、『日々、ニュースを伝え、番組を担当するなかで、新たに挑戦したいことができました』と前向きな理由を話していた国山さんですが、17日に放送された内容は、あまりにそのニュアンスからはかけ離れたものでした」(芸能記者)

 国山がまず語ったのは、アナウンサーという仕事に感じていた疑問だ。5年ほど前、国山は「原稿読みの枠からはみ出るのはあまり許されないとか、自分で意思決定できないというところ」にモヤモヤを抱えていたという。

 さらに、人気番組をいくつも担当していた時期には「自分としては、何をもって自分が評価されてるのかなっていうのが不透明で」「自分では『かなり働いていて忙しいな』って思ってるんだけど、給料がそんなに上がらないなぁ、とか」と感じていたという。

 TBSへの不満はそれだけには収まらなかった。退社の決め手となったのは、MCを務めていた『グッとラック!』が1年半で終了してしまったことだったと語った。

「国山さんは、同番組への出演を目標としていたそうですが、まずはその目標がかなった時点で『フリーランスになったら売れるかな』と、本気で考え始めたそうです。さらに、番組終了を受けて、『絶望、失望、悔しさ(から)辞めてやろう』と感じたといいます。

 こうした数々の“暴露”を繰り広げた国山さん。すでに退社した会社のこととはいえ、その物言いに、多くの視聴者が疑問を感じたようです」(前出・芸能記者)

 ニュースサイトのコメント欄では、こんな辛らつな感想が上がっていた。

《原稿読みの枠からはみ出るのが許されないってアナとして普通だと思うけど》

《自分を過大評価するのはいいですが、たまに自分の実力を客観視した方がいいですよ。他の方より秀でた部分、本当にあるのか?と》

《余り挫折を、経験した事がなかったのでは 国山さんの為に番組があるわけではないだろうし、視聴率が良くなかったのなら テレビは普通に打ち切りはある事だろうし》

《この人は承認欲求が強すぎると思う。テレビでの彼は、言いたい放題でとても好意的には見れなかった》

 さすがは元アナウンサー。よく口が回るのか、少しおしゃべりが過ぎたのかもしれない……。