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 ウェストハム・ユナイテッドで9年間を過ごしたイングランド代表MF、デクラン・ライスは都市のライバルである、アーセナルFCと「長期契約」を締結した。 報道によればガナーズは獲得に際して、移籍金1億2200万ユーロを支払う見込みとなっており、さらに成果に応じたボーナスによって増加する仕組みだという。

 ちなみにこれまでのクラブ史上過去最高額での獲得は、リールから移籍金およそ8000万ユーロで迎え入れたニコラ・ペペで、その大きな期待に十分に応えきれないまま、昨季古巣にレンタルで帰還していた。

ただ今回は英国史上最高額の移籍金額で迎え入れることになった長身のミッドフィルダーは、これまで長年にわたりプレミアリーグでトッププレーヤーの1人に数えられてきた選手であり、昨季はヨーロッパカンファレンスリーグにて、ウェストハムに58年ぶりとなる欧州でのタイトル獲得に貢献したところ。

 そんな24歳のボランチを多くのクラブが獲得を試み、バイエルンも参加したが撤退。またハマーズとの高額の契約延長を提示するも耳を傾けることなく、最終的にアーセナル入りを決断している。

 昨シーズンでは終盤でマンチェスター・シティにプレミアリーグ優勝をさらわれたアーセナルは、この夏はグラニート・シャカがレヴァークーゼンに移籍した一方で、チェルシーFCから移籍金7000万ユーロでカイ・ハヴェルツを獲得するなど、中盤の補強に大型投資を敢行しており、今回加入するライスは新天地では背番号41を身につけるとのこと。(日本時間22時に記事を更新)

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- Arsenal (@Arsenal) July 15, 2023