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 水曜日に行われたオーストリアのツェル・アム・ゼーでのヘルタ・ベルリンのトレーニングキャンプに、イェシク・エンガンカムの姿は見受けられなかった。その前の2日間は練習に参加していた同選手だが、しかしながらアイントラハト・フランクフルトへの移籍がいよいよ大詰めを迎えているところであり、集中的な交渉の末に獲得で合意に達した模様。最近ではヘルタ側は 移籍金600万ユーロを求めているのに対して、フランクフルト側は400万ユーロを提示したといわれていた。

 先日にはトルガ・シゲルチがトルコのMKEアンカラギュチュに帰還することが明らかとなったヘルタでは、さらにクシシュトフ・ピョンテクやドディ・ルケバキオ(共にFW)、リュカ・トゥサールやスアト・セルダー(共にMF)、オリヴァー・クリステンセンやアレクサンダー・シュヴォロウ(共にGK)ら、まだ数多くの売却候補が控えており、今回のエンガンカム移籍に際してはその穴埋め候補として、セルダー・ドゥルスン(フェネルバフチェ)やスマイル・プレヴリャク(フリー、直近ではオイペン)が浮上中。

 身長185cm、体重は87kg、トップを主戦場としつつFWならば複数でプレー可能なエンガンカムは、ドイツとカメルーンにルーツをもち、ドイツU21代表としてプレーしていた22歳のアタッカー。6歳の時にヘルタ・ベルリンの門を叩くと、2019/20シーズンにブンデスリーガデビュー。一昨季はグロイター・フュルトにレンタル移籍するも負傷に泣かされわずか6試合の出場にとどまったが、復帰を果たした昨季はヘルタで18試合に出場し4得点。ただフュルト時代に続き、2年連続で2部降格を経験している。

ペーター・ペカリクはヘルタ・ベルリンと延長

 その一方でペーター・ペカリクは来シーズンもヘルタBSCでプレーすることになった。スロバキア人SBとの契約は昨シーズン限りで満了を迎えていたが、ただ2012年から在籍して通算225試合に出場、現役引退後もベルリンに残ることが予想される「模範的なプロフェッショナル」については、当初より残留の可能性が非常に高いと見られていた。

ダルダイ監督の息子に注目高まる

 ヘルタのパル・ダルダイ監督の末っ子であるベンス・ダルダイは、トレーニングキャンプでヤング・ボーイズ・ベルン戦(2-4)にて挙げたゴールだけでなく、17歳のミッドフィルダーがベルリンでみせるそのポテンシャルの高さは、ドイツやイタリアの1部リーグのクラブからも興味を持たれるものとなっており、契約最終年度に入るヘルタ側は数ヶ月前から、この若き才能と新契約について話し合いを続けているところ。