北区民にも朗報…かな?

もうちょっと!江北橋通り延伸

 東京都建設局が足立区で整備を進めている「江北橋通り」の未開通部が2023年7月12日(水)、一部開通します。


手前の未開通部から中央奥へ延びる江北橋通り。日暮里・舎人ライナーが走る尾久橋通りに通じている(画像:Google)。

 江北橋通りは環七通り亀有二丁目(葛飾区)から、足立区の荒川北岸をほぼまっすぐに横断し、荒川に架かる江北橋へつながる道路です。現在は足立区本木から扇にかけてが未開通となっています。

 今回開通するのは、扇一丁目から本木北町までの約210m区間です。ここは、いわゆる“木密地域”の解消を図り、緊急車両の通行を可能にして防災力を向上する「特定整備路線」に位置付けられています。

 開通区間の終点は、一方通行の生活道路に面するため、東には抜けられません。逆に、バス通りでもある「本木新道」から西方向は、今回開通の区間まで通り抜けが可能です。「地域の防災性が向上するとともに、本木新道側から尾久橋通り方面への車両の直進通行が可能となり交通の円滑化が図られます」とされています。

 また、未開通部の東側、尾竹橋通り方面から本木新道への通り抜けもできません。東京都建設局は「引き続き、本木新道を含む東側区間の整備を進め、早期完成を目指します」としています。

 この江北橋通りが開通すると、足立区の東西を横断し、環七通りの南側をショートカットするようなルートになります。江北橋から西は、北区豊島五丁目団地を経て国道122号(北本通り)や明治通りに通じています。