重賞2勝目を狙うフェーングロッテン(c)netkeiba.com

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 フェーングロッテンに注目したい。今年に入って3・2・2着ときているが、惜敗続きにピリオドなるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■7/9(日) 七夕賞(3歳上・GIII・福島芝2000m)

 フェーングロッテン(牡4、栗東・宮本博厩舎)は昨年のラジオNIKKEI賞勝ち馬で、その後も菊花賞を除く重賞では堅実に2・3着に好走してきたブラックタイド産駒。逃げて粘る競馬が板に付いており、GIIIなら力上位と言える存在。重賞2勝目に期待したい。鞍上は松若風馬騎手。

 セイウンハーデス(牡4、栗東・橋口慎介厩舎)はシルバーステート産駒で、今年4月に休み明けの3勝クラスを制すと、続く新潟大賞典でも2着に好走。3歳時と比べて気性面も成長し、一皮むけた走りをするようになっている。ローカルの一周コースは初めてとなるが、こなして重賞初制覇なるか。鞍上は幸英明騎手。

 その他、未勝利から4連勝でオープン入りしたバトルボーン(牡4、美浦・林徹厩舎)、3連勝でオープン入りしたテーオーソラネル(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)、メトロポリタンSを勝ったグランオフィシエ(牡5、美浦・久保田貴士厩舎)、連覇がかかるエヒト(牡6、栗東・森秀行厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。