プロキオンSに出走予定のシャマル(撮影:高橋正和)

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 シャマルに注目したい。さきたま杯では競走中止に終わったが、巻き返して重賞5勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■7/9(日) プロキオンS(3歳上・GIII・中京ダ1400m)

 シャマル(牡5、栗東・松下武士厩舎)は昨年4月の東京スプリントを皮切りに重賞戦線で活躍を続け、獲得した重賞タイトルは4つ。マイルCS南部杯で3着、チャンピオンズCでも5着とGI/JpnIでも存在感を見せてきた。前走のさきたま杯は跛行で競走中止に終わったが、幸い予後は良好。ここで仕切り直しといきたいところだ。鞍上は初コンビの坂井瑠星騎手。

 タガノビューティー(牡6、栗東・西園正都厩舎)は21年の春から勝ち切れないレースが続いていたが、3月のコーラルSで1年10か月ぶりの白星を挙げると、続くかしわ記念でも2着に好走。勢いを取り戻している今、待望の重賞初制覇に期待が掛かる。鞍上は石橋脩騎手。

 その他、昨年のカペラS勝ち馬リメイク(牡4、栗東・新谷功一厩舎)、4月に京都グランドOPを勝ったドンフランキー(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)、重賞で2・3着が4回あるオメガレインボー(牡7、栗東・安田翔伍厩舎)、GI馬サンビスタの仔で重賞初挑戦となるジレトール(牡4、栗東・松永幹夫厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。