英ダービーに続き、愛ダービーも制したオーギュストロダン(提供:Racingfotos Ltd)

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 現地時間2日、アイルランドのカラ競馬場で愛ダービー(3歳牡牝・愛G1・芝2400m)が行われた。

 レースは道中、内の3番手あたりを追走したR.ムーア騎手騎乗のオーギュストロダン(Auguste Rodin、牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が直線で鋭く脚を伸ばし、ラチ沿いで粘るアデレードリバー(Adelaide River、牡3、愛・A.オブライエン厩舎)に1.1/2馬身差を付けて勝利。16年ハーザンド以来、史上19頭目となる英愛ダービーのダブル制覇を達成した。

 なお、外の2番手を追走していたW.ローダン騎手騎乗のサンアントニオ(San Antonio、牡3、愛・A.オブライエン厩舎)は勝負処で騎手が落馬し競走を中止した。勝ちタイムは2分33秒24(良)。

 勝利したオーギュストロダンは父ディープインパクト、母ロードデンドロン、母の父Galileoという血統の愛国産馬で、ディープ最終世代の一頭。前走で英ダービーを勝利したことにより、同産駒は初年度から全13世代でクラシックを制覇している。通算成績は7戦5勝。