ギリギリまで寝ていたい? 理想の「通勤時間」は? 通勤時の過ごし方も
不動産メディア「幸せおうち計画」を運営するAZWAY(東京都豊島区)が、「家と通勤時間」に関するアンケートを実施し、その結果を公表しました。
通勤時はスマホを活用
調査は4月6日から同月9日にかけて、10代から60代の男女計500人を対象にネット上で実施しました。
まず、「通勤・通学にかかる時間」について聞いたところ、1位が「30分未満」(210人)、2位「10分未満」(87人)、3位「45分未満」(78人)という結果になりました。
続いて「理想の通勤時間」について聞いたところ、1位が「30分未満」(288人)、2位「10分未満」(166人)、3位「45分未満」(24人)という結果になりました。「10分未満」を選択した人よりも「30分未満」を選択した人の方が多いことから、通勤時間は短ければ短いほどよいというわけではないようです。
通勤・通学中の過ごし方として、「スマホでニュースのチェック、ポイ活、ゲーム、スーパーのチラシチェック」(40代女性)、「ラジオを聴いたり好きな歌手やグループの音楽を聴くこと」(40代男性)、「だいたい本を読んでいます。仕事で読まなきゃいけない資料があるのでそのうちの1、2冊を常に持っています」(40代男性)などのコメントが集まりました。
「毎月の支払いがいくら安くなれば通勤2時間の家に住みたいか」について、聞きました。1位は「10万円以上安くても厳しい」(161人)で、2位「5万円」(100人)、3位「3万円」(77人)という結果になりました。多くの人が「通勤2時間」に抵抗を感じているのがよく分かります。
通勤・通学時の楽しみとしては、「自分の好きな音楽を聴いて電車に乗るのが通勤の楽しみです」(20代女性)、「スマホの機能と便利なアプリが増えたので、やることがたくさんあります。数年前とは比べ物にならないほど快適に通勤できています」(40代男性)などのコメントが寄せられました。
一方、通勤・通学時の不満として、「座れなくて体が痛くなるので、会社についた時点でヘロヘロになっている」(20代男性)、「コロナ禍を、経験しても混雑が一向に解消されないこと」(50代男性)といった回答が集まりました。
同社は、調査結果を受け、「10万円以上毎月の支払いが安くなっても片道2時間以上の通勤・通学はNGな人が3割を超えており、あまりにも長い通勤時間は避けたい人が多いことも分かりました。自由な時間は必要なものの、通勤・通学時間があまりにも長い場合には疲れてしまうという意見も出ています」などとコメントしています。