洋芝替わりで一変が期待できるナイママ(19年9月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)

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 函館11Rの巴賞(3歳上・オープン・芝1800m)はナイママ(牡7、美浦・武藤善則厩舎)の激走だ。

 今年2戦はともに12着だが、前々走の関門橋Sは苦手な高速決着、前走の中山記念は家賃が高かったので、いずれも参考外でいい。3走前のディセンバーSではハイペースを前々で運び、0秒3差の6着に健闘。明けて7歳となったが、大きな衰えはないだろう。

 今回の洋芝替わりが最大の魅力だ。時計がかかってこそのタイプらしく、札幌と函館の芝では6戦して[2-1-2-1]と複勝率83%。それも全て3勝クラスとオープンでのものだから価値がある。2年前の巴賞では6番人気の低評価を覆して0秒1差の3着。当時は前走14着からのガラリ一変だったが、その再現があっても決して驚けない。