初ダートがプラスに出そうなバトルキャット(昨年3月撮影、ユーザー提供:あすりさん)

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 日曜福島8Rの3歳上1勝クラス(ダ1700m)は初ダートのバトルキャット(牝4、美浦・牧光二厩舎)が面白い。

 過去5戦は全て芝。4走前に未勝利をまずまずの時計で勝ち、3走前の昇級戦でも0秒2差の3着にまとめているので、芝がダメな馬ではないだろう。ただ、血統からはダート向きの印象が強い。というのも、半兄オーバーディリバー(父マンハッタンカフェ)の全3勝、同じくアルゴセイコウ(父ハーツクライ)のJRAでの1勝はダート。また、半姉ジュランド(父オルフェーヴル)も勝ち上がりこそ芝だったが、昇級後はダートで好勝負を演じている。

 バトルキャット自身、前走の馬体重478kgが示すように牝馬としては十分な馬格の持ち主。何より、手先のかき込みが強いフットワークが砂適性を感じさせるので、路線変更が吉と出るはずだ。