昨年のサウジアラビアRCで2着に逃げ粘ったグラニット(ユーザー提供:ほこなこさん)

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 ラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)は開幕週らしく逃げ馬が強いレースとして知られるが、同時に内枠の好成績も見逃すわけにはいかない。過去10年で1&2枠は[5-3-5-19]の勝率16%、複勝率41%。単勝オッズ20倍以上の伏兵が3頭も馬券に絡んでいるので、絶対に無視できない。

 今年はグラニット(牡3、美浦・大和田成厩舎)に要注目だ。何が何でもハナに行きたいタイプ。そういう意味でも内目の2番枠は願ったり叶ったりだ。昨年のサウジアラビアRCでは大逃げから踏ん張って2着の実績あり。今年3戦は京成杯(中山芝2000m)が8着、スプリングS(中山芝1800m)が4着、皐月賞(中山芝2000m)が12着だが、2000mは微妙に長かった。また、スプリングSと皐月賞は展開的にも相当厳しかったので、悲観する必要はない。

 一転して今回は開幕週、内枠、1800mと好走条件が目白押し。悲願の重賞初制覇を期待できそうだ。