親が子どもの“習い事”で重視するのは? 3位「送り迎えが楽」…1位と2位は? 600人回答
子どもに習い事をさせている人は多いのではないでしょうか。そんな中、eスポーツを活用したメタバース教育事業を手掛けるゲシピ(東京都千代田区)が、「子どもの教育に関する調査」を実施し、その結果を公表しました。
週10時間以上、習い事に費やす子も
調査は5月31日から6月1日にかけて、小学生の子どもがいる親600人を対象にネット上で実施しました。
まず、子どもが習い事をしているかどうかを聞いたところ、「習い事をしている」が76.2%、「習い事をしていない」が23.8%でした。また、また、1週間の習い事の合計時間については、「1時間〜2時間未満」(23.9%)が最も多く、次いで「2時間〜3時間未満」(18.4%)、「30分〜1時間未満」(12.5%)と続きました。このほか、「10時間以上」(7.2%)と答えた人もいました。
子どもの習い事について、大変だと思うことを複数回答可で聞くと、トップは「送り迎え」(56.7%)で、次いで「月謝」(51.9%)、「子どものモチベーション管理」(25.8%)と続きました。
「子どものためにしてあげたいこと」「習い事で重視していること」について、複数回答可で聞き、調査結果をそれぞれランキングにしました。
まず、子どものためにしてあげたいことについては、1位「自らやりたいと思ったことを学ばせる」(60.3%)、2位「いろいろな場所に連れて行く」(49.7%)、3位「一緒に遊ぶ時間を増やす」(40.2%)でした。自立性や経験、コミュニケーションを大切に考えているようです。
また、習い事で重視していることについては、1位「子どもが好きなこと」(53.2%)、2位「将来の役に立つこと」(32.2%)、3位「家に近く送り迎えが楽なこと」(26.9%)という結果となりました。学力よりも好きなこと、将来の役に立つことを重視しているのが分かります。
このほか、「お子さまの時間についてタイパよくできたらいいと思うことを教えてください」と複数回答可で尋ねたところ、「学力の向上」(50.2%)が最も多く、次いで「運動能力の向上」(39.7%)、「社会人になって必要なスキルの獲得」(34.0%)という結果となりました。