「洗顔後の顔の拭き方」に関する調査の結果とは?

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 洗顔後の肌には、清潔なケアが何よりも大事です。肌荒れやニキビを防止するために洗顔後はどのようなもので顔を拭くのが良いのでしょうか?

 ファイシャルタオルを販売するSUNGRAN(神戸市)が、「洗顔後の顔の拭き方」に関する調査を実施し、その結果を紹介しています。調査は、5月10〜12日にかけて、全国の20〜40代の女性528人と美容皮膚科医513人を対象に、インターネットで行われました。

 まず、女性528人に「洗顔後、顔を拭くときは何を使っていますか?」と質問したところ、トップは80.3%と「フェイスタオル」が最も多い結果となりました。次いで9.1%の「ティッシュペーパー」、6.4%の「フェイシャルタオル(使い捨て)」、2.5%の「キッチンペーパー」、1.7%の「その他」でした。

 さらに、「海外では洗顔後に使い捨てのフェイシャルタオルで顔を拭くのが主流なのはご存じですか?」と聞いたところ、「知っている」が10.0%、「知らない」が90.0%という結果でした。

 また、美容皮膚科医513人のうち、「一般的な布のタオルで顔を拭くのが良くない」と回答した88人に、その理由について聞いたところ、トップは68.2%の「肌をこすって刺激するから」が最も高い結果になりました。続いて、51.1%の「雑菌が付いているから」、30.7%の「顔に繊維が付着するから」でした。タオルの刺激、衛生面に関して指摘する声が見られたということです。

 続いて、「一般的な布のタオルで顔を拭くと、どのようなトラブルが起きやすいですか?(複数回答可)」と質問したところ、「肌荒れやかゆみ」が77.3%と最も高く、次いで「ニキビや吹き出物」が56.8%、「色素沈着(シミ)」が38.6%、「シワやたるみ」が25.0%という結果でした。

 一般的な布のタオルは、肌への刺激があることや雑菌が付いていることから、顔を拭くのには適していないとのことです。そこで、美容皮膚科医513人に「洗顔後はどのようなもので顔を拭くのが良いのか」も聞いたところ、3位は「ティッシュペーパー」で19.5%、2位は「キッチンペーパー」で28.7%、1位は「フェイシャルタオル(使い捨て)」で50.1%でした。

 同社は、今回の調査を受けて「タオルで顔を拭くことで起きやすくなるトラブルについて、あまり知られていなかったことが判明しました。今までタオルを使用していたからこそ、肌に与える悪影響について知る機会がなかった方が多いようです」とコメント。

 続けて、「美容皮膚科医からは、タオルによる刺激や雑菌の存在が肌に良くないという指摘があり、肌荒れやニキビが起きやすくなる原因が多くあるようです。洗顔後、顔を拭くアイテムとしてフェイシャルタオルをお勧めする美容皮膚科医が多く、吸収性が良い、刺激が少ない、衛生的に良いといった理由があることがわかりました」と説明しています。