あなたの“青春の味”は?

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 全国には、その地域ごとに絶大な人気を誇る「ご当地パン」が多数あります。あなたの“青春の味”といえる「ご当地パン」は何ですか。リクルート(東京都千代田区)が発行する旅行情報誌「じゃらん」が、「ご当地パン」に関する調査を実施。その結果を「青春の味 ご当地パンランキング」として発表しました。

1位のパンは「昭和30年ごろに誕生」

 調査は2023年5月、47都道府県在住の20〜50代の男女を対象に実施。計1014人の有効回答を得たものです。なお、回答は「青春を思い起こさせるご当地パン」を3つまで選択する複数回答形式です。

 3位は「ポテチパン」(神奈川県)。「割れて商品にできないポテトチップスを再利用できないか」という菓子問屋さんの依頼から誕生したというご当地パン。薄塩味のポテトチップスをキャベツとマヨネーズで和えた中身はシンプルな味わいで、横須賀のソウルフードとして愛されています。

 2位には「のっぽパン」(静岡県)がランクイン。長さ34センチの細長いパンに、ミルククリームをサンドしたご当地パン。キュートなキリンのパッケージが特徴です。1978年の発売以来、県民に愛されている商品で、現在はチョコやピーナツなど多数のフレーバーが発売されています。

 そして、1位となったのは「牛乳パン」(長野県)でした。牛乳を練り込んで焼いたふわふわの生地に、たっぷりとサンドされたミルククリームが特徴のご当地パン。昭和30年ごろに誕生したといわれており、長野県で長年愛されています。お店によって、クリームの分量もパッケージデザインもさまざま。昔懐かしいレトロ感あふれるかわいいイラストも要チェックです。

 調査結果を受けて、同社は「ランクインしたご当地パンはいずれも、地元民に長年愛され続けている商品ばかり。『学生時代によく食べた』と懐かしく思い出すものもあったのではないでしょうか」「地域ごとの特色あふれるパンはまだまだたくさんあります。旅先やおでかけ先で見つけたら、ぜひ手に取ってみてください」とコメントを寄せています。