梅雨の時期も要注意! 窓の結露で困っていること 2位「対策が手間」を大きく上回った1位は?
結露は冬だけでなく、梅雨の時期にも発生しやすいといわれており、注意が必要です。そんな中、“訳あり不動産”情報メディア「訳あり物件買取プロ」を運営するAlbaLink(東京都江東区)が、「窓の結露に関する意識調査」を実施し、その結果を公表しました。
結露が気になる部屋は「寝室」「リビング」
調査は、5月12日〜15日、男女計499人を対象に実施しました。
まず、窓の結露に悩んでいるかを聞いたところ、「とても悩んでいる」が18.6%、「やや悩んでいる」が58.6%と約8割の人が悩んでいることが明らかとなりました。また、窓の結露が気になる部屋について複数回答可で聞くと、「寝室」(231人)が最も多く、次いで「リビング」(192人)、「北側の部屋」(43人)と続きました。
窓の結露で困っていることについて、複数回答可で聞きました。3位は「カーテンが濡(ぬ)れる」(36人)です。理由として、「窓の結露のせいで、カーテンがビショビショになる」(22歳男性)、「カーテンに水滴がつくこと」(56歳女性)といったコメントが集まりました。
2位には「対策・対処が手間」(48人)がランクインしました。「結露のたびにカーテンが湿るため、日々のケアが大変」(46歳女性)、「毎朝拭くのが面倒」(51歳女性)という回答が寄せられました。
そして、2位を大きく引き離して1位となったのは、「カビの発生」(322人)です。「レースカーテンが結露でぬれて、カビが生えてしまう」(36歳女性)、「カーテンがカビで汚れる」(44歳男性)、「周辺にカビが発生する」(58歳女性)という悩みに関するコメントが集まりました。結露は冬に発生するイメージがありますが、同社は「夏型の内部結露では、目に見えない部分である断熱材や梁(はり)にカビが発生するケースがあります」とコメントしており、年間を通じて対策が必要なようです。
最後に、「窓の結露対策」について、複数回答可で聞いたところ、最も多かったのは「結露を拭きとる」(238人)で、次いで「換気する」(175人)、「結露対策シート・テープを貼る」(117人)と続きました。
具体的な取り組みとして、「朝起きてから、窓やサッシを吸水タオルで拭くようにしています」(46歳女性)、「24時間換気扇を回す」(35歳女性)、「結露吸水テープをガラスに貼っている」(21歳男性)などのコメントが集まりました。