メッシ、シャビ監督の説得も米国移籍決断。ネイマールのバルサ復帰も無し

©︎IMAGO/PRiME Media Images
ムンド・デポルティーボやスポルトとのインタビューにて、これからMLSインテル・マイアミに移籍することを明らかにした、リオネル・メッシ。その中では古巣バルセロナからの関心と、そしてシャビ監督と多く話し合いを重ね喜びも享受したことを明かしつつ、復帰も視野に入れたが「自分自身で決断したかった。自分の将来を誰かに委ねるようなことはしたかった」ことから断りを入れていたという。「別の選手を売却しなくてはいけないとか、サラリーを下げないとか聞いていた。そして事実として僕はそういう経験、それで責められるようなことが嫌だった。バルサ時代で僕はいわれのないことで多く非難されてきたからね」
これは2021年のバルセロナ退団のことを示唆したものであり、「あれは嫌な時間だった」と表現。「本当に僕はあとのきに傷ついた」と述べており、「(バルサ残留へ)全ての準備が整ったと思ったら、一夜にしてそれは不可能になってしまったと言われ、僕はクラブを後にしなくてはいけなくなってしまった。もうあんな経験をしてしまうのではないかという不安があった」とのこと。特にバルセロナが深刻な財政難に喘いでいることもあり、決して「復帰が100%保証できる状態ではない」のだ。
欧州以外を決断した理由としては、欧州内での移籍は「あくまでバルサ一択」だったという。そして移籍先の選択にあたっては「家族のなかで、子供たちの中で、日々喜びを見出したい」という気持ちであり、それをこれからマイアミの地で手にしたいと考えているところ。実は今冬のワールドカップ優勝で「キャリアを終えること」も頭をよぎったというが、これからは北米という新たな地で「責任と勝利への意欲はもちつつ、より穏やかな」サッカーライフを過ごしていきたいと考えている。
ホームで見せつけた守備の安定化。来シーズンは?
ちなみに今季はメッシ退団以来初のリーグ優勝を果たすことになったのだが、とりわけ印象的な数字の1つがGKマーク=アンドレ・テル=シュテーゲンがラ・リーガ史上最多タイ(1993/94シーズンにデポルティーボ・ラ・コルーニャのパコ・リアーノ)となる26試合の無失点を記録したことだろう。これは4大リーグ全体でも2番目で(1978/79シーズンのリバプールFCの28試合。
ただリーグ戦は4試合多い42試合)、しかも本拠地カンプノウでの失点試合は16という数字も欧州全体で4番目の少なさ(1994/95年のマンチェスター・ユナイテッドの18回、1970/71年のアーセナル、1978/79年のリバプールの17回)。ただこれから改築工事に入るため、2023/24年のホームゲームでは、オリンピック・スタジアムに移らなければならない。
シャビ監督、ネイマールの復帰報道を否定
そんななかで前述のスペインのスポルト紙では、同じくメッシと同様にパリ・サンジェルマンに所属する元バルサ戦士、ネイマールがバルセロナ復帰を申し出たという報道を行った。だがこれについてはシャビ監督は、「この報道については驚いているよ。それは我々の計画の一部ではない」と、スペインのTwitchストリーマー、ジェラール・ロメロ氏とのインタビューで発言。かつてチームメイトとしてプレーしていたシャビ監督は、無論1人の友人としては好印象をもっているが、ただクラブとしてはそれ以外の優先事項があると述べている。
