東京都内「年パスで通える水族館のある家賃が安い駅」ランキング! 3位「高島平駅」2位「葛西臨海公園駅」…1位は?
天候を気にせず楽しめることから、梅雨時期のお出かけスポットとして人気の「水族館」。お得な「年間パスポート」があると料金を気にすることなく、気軽に遊びに行くことができます。そんな水族館について、「LIFULL」(ライフル、東京都千代田区)が運営する不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」が、「年パスで通える水族館のある家賃が安い駅ランキング(東京編)」を発表しました。
1位の家賃相場は6万9000円
同ランキングの対象となるのは、年間パスポートを発行している水族館がある東京都内の駅。同サイトに掲載された築40年以内、駅徒歩15分以内、専有面積15平米以上100平米未満の賃貸物件が対象です。なお、家賃相場は管理費を含む月額賃料から中央値を算出しています。
3位は「高島平駅」(都営三田線)。家賃相場は7万7000円です。徒歩約7分の立地に、東南アジアの熱帯雨林を再現した「板橋区立 熱帯環境植物館」があります。地下1階にはミニ水族館があり、東南アジアを中心とした海水・汽水・淡水の魚など約150種2500匹の生きものが展示。また、4つのゾーンに分かれた温室ではさまざまな植物が展示され、熱帯雨林の奥深くから高山帯までのジャングルを登っていくような気分を味わえます。
2位は「葛西臨海公園駅」(JR京葉線)で、家賃相場は7万円。徒歩約5分で行くことができる「葛西臨海公園」内に、600種を超える世界の海の生きものと出会える「葛西臨海水族園」があります。2200トンのドーナツ型の大水槽で群泳するクロマグロや、太平洋、大西洋、インド洋などの生きものが展示される「世界の海」エリア、国内最大級のペンギン展示場などが見どころとなっています。
そして、1位となったのは「竹ノ塚駅」(東武伊勢崎線)で、家賃相場は6万9000円でした。同駅からは、金魚が泳ぐ大水槽がエントランスでお出迎えしてくれる「足立区生物園」に行けます。海の生きものの他にも、南国のチョウが舞う大温室、年間を通して飼育しているホタル、里山の自然を再現した昆虫ドーム、小動物とのふれあいコーナーといったゾーンがあり、昆虫、魚類、両生類、は虫類、鳥類、ほ乳類など約500種の生きものが飼育されています。
調査結果を受けて、LIFULL HOME’S総研チーフアナリストの中山登志朗さんは、「『足立区生物園』のある足立区や『葛西臨海水族園』のある江戸川区は、駅前商店街や飲食店など生活利便施設が充実している割に家賃相場が安価で、都内で生活する拠点として検討しやすいエリアです。また、臨海部はこれまで住宅地のイメージはあまりありませんでしたが、徐々に開発が進んで賃貸物件やタワーマンションが増えており、同じく初めて東京で暮らすにはお勧めです」「東京は家賃が高いと思われていますが、実は意外に安価なところもありますからぜひ探してみていただきたいと思います」とコメントを寄せています。