出社日のランチで重視すること 3位「おいしい」…1位と2位は? ビジネスパーソンの多忙な現状も明らかに 800人回答
アサヒグループ食品(東京都墨田区)が、「働く人のお昼休憩に関する実態調査」を実施し、その結果を公表しました。
昼休憩が取れていない人は56.3%
調査は2023年3月、働いている20代〜50代の男女800人を対象にネット上で実施しました。
まず、「出社日・リモートワーク日それぞれで、仕事中に指定された昼の休憩時間を十分に取ることができていますか?」と聞いたところ、56.3%が「(出社日・リモートワーク日いずれかでも)十分に休憩を取れていない日がある」と回答しました。
休憩が十分に取れていない人の頻度については、「週に1〜2日程度」(33.6%)が最も多く、次いで「週に3〜4日程度」(25.8%)、「月に1〜2日程度」(23.6%)、「週に5日以上」(17.1%)という結果となりました。
続いて、昼の休憩時間を十分に取れていないと回答した人を対象に、「実質的な昼の休憩時間(メールの確認など、仕事に関することを一切行っていない時間)」と「取りたいと思う昼の休憩時間」をそれぞれ聞いたところ、実質的な昼の休憩時間の平均値は「44.3分」でした。
一方、取りたいと思う昼の休憩時間の平均値は「63.1分」で、理想の昼休憩の時間まで「18.8分」不足していることが分かりました。また、実質的な休憩時間が15分未満の人が9.8%を占めていることも明らかになりました。
また、「普段、仕事の日にランチを食べていますか?」と聞いたところ、22.9%が「ランチを食べない日がある(時々食べない日がある:14.8%、食べていない:8.1%)」と回答しました。その理由として、「仕事が忙しくて食べる時間がないから」(39.9%)が最も多く、次いで「節約のために食費を抑えたいから」(17.5%)、「食べると眠たくなるから」(15.3%)と続きました。
出社日のランチで、最も重視することを聞いたところ、最も多かったのは「時間がかからないこと」(27.6%)で、次いで「コスパが良いこと」(25.8%)、「おいしいこと」(13.0%)と続きました。また、ランチで最も食べることが多いものについては、「自分で作った料理」(44.9%)が最も多く、次いで「コンビニご飯」(22.1%)、「定食屋・食堂」(11.1%)という結果となりました。