福島牝馬Sで重賞初制覇を果たしたステラリア(撮影:小金井邦祥)

写真拡大

 今年の福島牝馬S(GIII)を制したステラリア(牝5、栗東・斉藤崇史厩舎)が26日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道白老町の白老ファームで繁殖馬になる予定。同日、JRAがホームページで発表した。

 ステラリアは父キズナ、母ポリネイター、母の父Motivatorという血統。タイトルホルダーやソールオリエンスなど、母の父にMotivatorを持つ馬は近年活躍馬が多く出ている。

 本馬は20年6月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、3戦目京都の2歳未勝利戦で初白星を挙げた。翌年には忘れな草賞を制してオークス、秋華賞にも出走。古馬初挑戦となった同年11月のエリザベス女王杯では7番人気の伏兵評価を覆して2着に好走した。

 その後も牡馬混合戦を含め中距離重賞に出走。今年4月の福島牝馬Sでは、馬場の中央から鋭く末脚を伸ばし、最後はビッグリボンやクリノプレミアムとの接戦を制して重賞初制覇を飾った。通算成績は14戦3勝。

(JRAのホームページより)