山川穂高(写真:CTK Photo/アフロ)

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警視庁が2023年5月23日、西武・山川穂高選手を強制性交の疑いで書類送検した。昨年11月に都内のホテルで20代女性に性的暴行をした疑い。各メディアが報じている。

女性が被害届を出し、今月11日に「文春オンライン」で報道されると、西武は12日に山川を登録抹消。捜査の行方が注目されていた。

厳重処分ではなく「相当処分」

一般紙記者は、「今回の書類送検で『厳重処分』ではなく、地検に判断を委ねる『相当処分』が付けられました。起訴か不起訴かで動向が大きく変わってくる。起訴されるとなれば、グラウンドに戻ってくるのは現実的ではない。不起訴でも今回の報道でファンの信頼は失墜してしまった。今年中の復帰は厳しいのではないか」と指摘する。

今回の報道では、西武ファンからも厳しい処分を望む声が多い。「自ら退団を申し入れるべき」といった反応もある。

過去に3度本塁打王を獲得するなど球界を代表する長距離砲として活躍してきたが、グラウンド外の愚行で失った信用はあまりに大きい。西武の一員としてプレーできないことを覚悟しなければいけない事態になってしまった。(中町顕吾)