昨春のデビュー戦以来の2勝目を目指すビーナスローズ(ユーザー提供:nejinejiさん)

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 日曜新潟8Rの4歳上1勝クラス(芝1400m)はビーナスローズ(牝4、栗東・杉山佳明厩舎)の一変を警戒したい。

 昨春の未勝利では、経験馬相手にデビュー勝ち。それもペースの違いこそあれ、翌日の古馬2勝クラス(1着トウシンモンブラン)を0秒5も上回る超好時計勝ちだった。この一戦だけで、少なくとも1勝級を突破できる能力は示したといえる。

 それを思えば昇級後は物足りないが、折り合いを欠いたり、休み明けだったり、ダートだったりと敗因はハッキリ。さらにここ2走は度重なる大幅馬体減で、見た目にも走れる状態になかった。それだけに見限るのは早計だ。

 今回は放牧でリフレッシュしての転厩初戦。気性面を考慮しての軽め調整も好感が持てる。デビュー戦の再現があっても不思議はないはずだ。